『危険な情事』TVドラマ化企画がお蔵入り 女優のキャスティング難航が原因か

弁護士の男性が一夜限りの浮気相手と思っていた女性に執着されて恐怖を味わう1987年の大ヒット映画『危険な情事』。2015年より米Fox局でドラマ化企画が持ち上がっていたが、頓挫したことが明らかになった。TV LineやThe Hollywood Reporterなどが伝えた。
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ドラマ化企画はリミテッドシリーズとして、海外ドラマ『MAD MEN マッドメン』シリーズのマリア&アンドレ・ジャケメットンが脚本を執筆し、製作総指揮を務める予定だった。
主要キャラクターの1人となる女性役のキャスティングが思うように進まず、話題性がある女優の確保が難航していたとのことだ。The Hollywood Reporterによると、映画『ミュータント・タートルズ』シリーズの女優ミーガン・フォックスや、映画『セットアップ』の女優ジェナ・ディーワンが出演を断ったという。
情報筋の話では脚本とタイトルにも問題があったとのこと。予定通りFox局でドラマ化が進められていたら、タイトルは『Obsession(原題)』になるはずだったという。他局でドラマ化企画が再開されたとしても、タイトルの変更は必須になるらしい。現時点でジャケメットン夫妻が他局でのドラマ化を目指しているかは不明だ。