ジェームズ・キャメロン、新ドキュメンタリー・シリーズ制作へ

映画『ターミネーター』シリーズや『アバター』(09)などで知られる巨匠ジェームズ・キャメロン監督が、AMC局にてSF映画に関する新ドキュメンタリー・シリーズを制作することが決まったという。米テレビ批評家協会(TCA)のプレスツアーで発表があったとcomingsoon.netが伝えた。
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新ドキュメンタリー・シリーズの仮タイトルは『James Cameron’s Story of Science Fiction(原題)』。SFジャンルをけん引するキャメロン監督が、B級扱いからカルト的なファン層を築く一大ジャンルとなったSF作品の進化についてシリーズを通じて掘り下げていくそうだ。
ドキュメンタリー・シリーズは1話1時間の6話構成になる予定で、詳細は不明だが2018年の放送が見込まれているとのことだ。AMC局の編成責任者であるジョエル・スティラーマン氏は「ジェームズ・キャメロンは我々の時代の偉大なフィルムメーカーの1人であり、彼の作品はこの世代、そして今後の世代においてもSF映画というジャンルを明確に定義するものとなります」と、キャメロン監督に期待を寄せている。
キャメロン監督は過去に深海を題材にした『海底火山の謎』や、タイタニック号を取り上げた『Titanic Adventure(原題)』などのドキュメンタリーを多数プロデュースしている。現在は『アバター』続編となる4部作の制作に向けてプレプロダクションに入っており、ドキュメンタリー・シリーズの制作と合わせて多忙をきたしそうだ。