キス未経験、妄想が空回り“共感率100%”の青春映画『スウィート17モンスター』公開

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若手実力派女優ヘイリー・スタインフェルドが、自己中心的でありながらどこか憎めない等身大の17歳像を演じ第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされた、映画『The Edge Of Seventeen(原題)』が、邦題『スウィート17モンスター』として4月22日より公開されることが決定した。
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本作は全米映画批評No.1サイトROTTEN TOMATOESにて95%フレッシュという高数値を獲得した良作。キスさえ未経験の17歳の高校生、ネイディーン(スタインフェルド)が、恋に恋する妄想だけが空回りするイケてない毎日を過ごす中、親友が人気者の兄と恋に落ちてしまう。その疎外感から世界に一人取り残された気持ちになったネイディーンは、とんでもない行動に出るのだが…。
監督は、ウェス・アンダーソンやキャメロン・クロウという才能を目見出してきた名プロデューサーが新たに発掘した新鋭・ケリー・フレモン・クレイグ。初監督・脚本にもかかわらずゴールデングローブ賞のみならずニューヨーク映画批評家協会第一回作品賞受賞他4受賞、17ノミネートという快挙に輝いた。
キャストには、『トゥルー・グリッド』の確かな演技力で14歳の時にオスカーにノミネート、『ピッチ・パーフェクト2』で伸びやかな歌唱力を披露したスタインフェルドに加え、『ゾンビランド』『ナチュラル・ボーン・キラーズ』などの個性派オスカーノミネート俳優ウディ・ハレルソン、海外ドラマ『クローザー』でゴールデングローブ賞を受賞したキーラ・セジウィックが、青春をこじらせかけた主人公に寄り添い、彼女を見守る「大人になり切れない大人」を演じている。
映画『スウィート17モンスター』は4月22日よりHTC渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開。