マット・デイモン、トム・ブレイディに変装して宿敵のトーク番組に侵入

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映画『オデッセイ』(16)や『ジェイソン・ボーン』(16)の人気俳優マット・デイモンが、14年間締め出しを食らっている深夜の人気トーク番組「Jimmy Kimmel Live!」に遂にゲスト出演を果たした。しかしその登場の仕方は、先日のスーパーボウルで優勝したニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック、トム・ブレイディに成りすますという巧妙な手口によるものだった。
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2003年に番組が始まった当初、司会のジミー・キンメルがゲストに呼んでもいないマットに“時間切れ”のため出演できないことを謝るジョークから始まった2人の“確執”。マットがゲストに呼ばれても、やはり時間切れで控え室から出してもらえないなど、14年間にわたり出演を拒まれたマットが登場したが、その姿はペイトリオッツのヘルメットとユニフォームに包まれていた。
ジミーが意気揚々と「昨夜のMVP、背番号12のトム・ブレイディです!」と紹介すると、大歓声に包まれる中、“トム”が登場。ジミーとは目を合わせない少々挙動不審のトムに、ジミーが2015年のフットボールの空気抜き疑惑について触れると、「過去にとらわれない」とトム。「チームメイトやボストンのために嬉しい。そしてこの番組に出演できてとてもハッピーだ。ジミー・キンメル・ショーに出演しているんだ!」と叫んだ。
ユニフォームを身に着けたままのトムを不審に思ったジミーが、トムにヘルメットを取ることを要求し、頭からヘルメットを無理矢理取ると、観念したようなマットの顔がお目見えするという流れに。マットは呆れているジミーを横目に「やったぞ! 俺はついにやった!俺がいま、この番組に出ていないというなら、一体俺はどこにいるって言うんだ」と訴え、「タッチダウンだ!」と興奮している。
「俺が勝った!」と勝利宣言するマット。しかしジミーは「ソファーに座っていなければ、ゲスト出演したと言えない」と負けを認めない。やはり2人の争いは今後も続きそうだ。