シュワちゃん、トランプ氏の後継番組の降板を決意「視聴率低下はトランプのせい」

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人気俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが、ドナルド・トランプ米大統領から引き継いだ競争型のリアリティ番組『The Celebrity Apprentice(原題)』を1シーズンで降板する意向を固めたという。Empire Magazineとのインタビューで、トランプ大統領が番組に関与していることで番組に対する印象が悪く、視聴率の低下につながったと感じていることを明かしたとのことだ。
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日本では『アプレンティス/セレブたちのビジネス・バトル』のタイトルのもと、日本でも放送されたリアリティ番組は、セレブ達が実業家でもあるトランプ氏の会社の見習い社員として様々な課題をクリアしていき、優劣を争う番組だ。トランプ氏が大統領選に出馬を決め、2016年は放送されなかったが、今年1月からシュワルツェネッガーがホストを務めるシーズン15が『The New Celebrity Apprentice(原題)』として、米ABC局で放送されている。
シュワルツェネッガーはEmpireとのインタビューで「現状を考えるともう一度やりたいとは思わない」と、現在のシーズンで降板するつもりでいることを明かしたという。視聴者とスポンサー離れが続いていることを認め、「トランプが製作総指揮として関与し、番組から報酬を貰っていることが分かると、視聴者の半分がボイコットを始めた」とのことだ。番組側から契約更新を頼まれても、断るという。
一方、トランプ大統領は、このインタビューの内容を耳にしたらしく、「アーノルド・シュワルツェネッガーは自発的に番組を去るのではない。悪い(哀れな)視聴率のために解雇されたのだ。私のせいではない。素晴らしい番組なのに残念な結末だ」とツイートして反論している。