乃木坂46アンダーメンバーが明かす、選抜発表後の心境「たくさん泣きました」「涙が止まらなくなった」

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乃木坂46の39thシングル「Same numbers」の選抜メンバーが、15日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系/毎週日曜24時15分)で発表された。今作ではフォーメーションが大きく変わり、選抜人数は前作より3名少ない16名となった。そうした変化もあり、38thシングルで選抜入りしていた田村真佑、林瑠奈、金川紗耶、奥田いろはの4人は、今作ではアンダーメンバーとして活動することになった。ここでは、彼女たちが選抜発表後に語った言葉と、それぞれの歩みを紹介する。
【写真】惜しくも選抜入りを逃した田村真佑、林瑠奈、金川紗耶、奥田いろは
■田村真佑
2018年11月に4期生として加入。26thシングル「僕は僕を好きになる」で初めて選抜入りし、以降13作連続で選抜メンバーとして活動してきた。アンダーメンバーとして活動するのは今回が初めてとなり、ファンの間でも驚きの声が多く上がった。
選抜発表を受けて、田村はブログで心境を明かした。「たくさん泣きました」と率直な心情を記した田村は、「選抜が全てではないとわかってはいても 私は乃木坂46というアイドルでいる以上 常に選抜を目指していたい」とつづり、「自分には何が足りなかったのか たくさん考えました」とも語る。
涙を流す田村に多くのメンバーが声をかけ、手を握り、抱きしめてくれたことも明かし、「この最高なメンバーと最高の期間にしようと心に決めました」と前を向いた。「どこにいても皆さんに見つけてもらえるように 目が離せないくらい かっこいい姿をお見せします」と、今後への決意も示している。
■林瑠奈
2020年2月、“新4期生”の5名のうちの1人として加入。アンダーメンバーとしての経験を重ねながら、31stシングル「ここにはないもの」で初選抜入り。37thシングル「歩道橋」、38thシングル「ネーブルオレンジ」と2作連続で選抜メンバーを務めたが、今作では惜しくも選抜から外れた。
林はブログで、選抜発表を受けた心境を言葉にした。「皆さんの期待に答えられなかった申し訳なさや、自分自身に対する落胆、目の前のことは精一杯こなしてきたという実感、納得、諦め、その全てが私にとって偽りのない感情」と複雑な思いを吐露。伝える言葉を慎重に選びながら、「発表の後、メタ的な視点を持っていなかったら少し泣いてしまいそうな瞬間がありました」「自分を自分で俯瞰して見ている人生でよかったと思いました」と心情をつづった。
現在は「常に今の全力を出していたくて、これが最後だと思って生きていたくて、今この瞬間に真っ直ぐ向き合いたいと思っています」と語り、「39枚目シングル、超超超楽しみたいです」と前向きな気持ちをつづっている。
■金川紗耶
2018年11月に4期生として加入。30thシングル「好きというのはロックだぜ!」で初選抜入りして以降、35thシングル「チャンスは平等」を除く表題曲で選抜入りを続けていた。今回はアンダーメンバーとしての活動となる。
金川はSHOWROOM配信「のぎおび」で、アンダーメンバーとしての活動に言及。「まゆたん(田村)も一緒にアンダーにいるのは初めてじゃないかな。強いメンバーがそろっているので、すごく楽しみ」と語った。選抜に入れなかった気持ちについては「悔しくないわけではないけれど、今は楽しみの気持ちが大きい」と前向きに心境を明かし、「4期生が多くて心強いし、5期生の奥田いろはともたくさん話したい」ともコメント。アンダーライブへの期待もにじませ、「開催されるならすてきなライブにしたい」と意欲を見せた。
■奥田いろは
2022年2月に5期生として加入。32ndシングル「人は夢を二度見る」以降、アンダーメンバーとして活動を続け、37thシングルで初の選抜入り。続く38thシングルでも選抜に名を連ねたが、今作ではその座を逃した。
奥田はブログで、選抜発表を受けた胸中を明かした。発表が終わった後は、他のメンバーに気まずい思いをさせないようにと、足早に会議室を出て一人で帰路についたという。「駅に向かうまでは耐えたのに、電車に乗ってから色々考えてたら涙が止まらなくなってしまって」と振り返り、「今回ばかりは1人でいたらおかしくなるなと思って実家に帰りました」と告白した。「乃木坂に入ってから初めて、『しんどい苦しい』と家族に漏らしてみました」と語り、母の前向きな言葉に救われたとも明かしている。
悔しさを受け止めつつ、「五期生みんなで選抜に入りたい」と新たな目標を掲げ、「どこにいても頑張るからね」とファンに思いを届けた。