『美女と野獣』キャストが明かす撮影秘話 稽古は「ミュージカル合宿のようだった」

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4月21日に公開を迎える映画『美女と野獣』から、見どころとなっているミュージカルシーンについてのキャストのコメントが到着。野獣役を務めたダン・スティーヴンスは稽古の日々について、「ミュージカル・シアター合宿のようだ」と振り返っている。
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1991年にアメリカで公開した同名アニメ映画を実写化した本作のミュージカルシーンは、入念かつユニークな稽古によって構築された。メガホンを取ったビル・コンドン監督は、まず何週間もキャストと一対一で取り組んだ上で、全員で脚本の読み合わせを行い、いくつかの楽曲を俳優陣にソロやアンサンブルでフルに歌わせた。その場に居合わせたスタッフたちによれば、この読み合わせはライブ・コンサートに近いものとなったという。
そんな稽古についてダンは「ミュージカル・シアター合宿のようだ」と回顧。「僕らは数ヵ月間毎日、歌ったり踊ったりトレーニングしたりして過ごした。王子(野獣)はダンスが上手かったと監督は確信していたから、僕自身もダンスが上手くならなければならなかったし、ダンスのリハーサルは本当にたくさんやったね」とも振り返っている。また、置き時計に姿を変えられた執事コグスワースを演じたイアン・マッケランも、コンドン監督の斬新な稽古方式を「ショーのように進めることに決めたのです。私にとってこれは、今まで一度も見たことも聞いたこともない稽古でしたよ」と絶賛している。
一方、ルーク・エヴァンス演じる悪役ガストンの子分であるル・フウを演じたジョシュ・ギャッドにとっても、本作の撮影は充実したものになったようだ。ジョシュは「毎日撮影に来て、曲をリハーサルして、ダンスもしたわけだけど、僕らふたりにとっては子供に戻れたような感じだったんだ」とルークとの撮影を大いに楽しんだことを明かしている。キャストが一様に絶賛するコンドン監督の演出の元、いったいどんなミュージカルシーンが作り出されたのか?その出来栄えに、今から期待が高まる。
映画『美女と野獣』は、4月21日から全国ロードショー。