『ゴースト・イン・ザ・シェル』特別映像公開! 少佐の“自室”に潜入

SF作品の金字塔、期待の実写映画版『ゴースト・イン・ザ・シェル』の特別映像が到着した。映像は脳以外が全身義体である主人公の少佐(スカーレット・ヨハンソン)の自室セットに潜入したもの。リード・アート・ディレクターを務め、世界中から集まってきた約250名の美術スタッフを率いて美術監修を取り仕切ったリチャード・ジョンソンが丁寧にセットを案内している。
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最新鋭のテクノロジーが詰め込まれながらも、ソファーなど休息をとるスペースも設備された少佐の部屋。少佐を演じるスカーレットは「小道具や外観の細部にまでこだわりがあるのよ。作品の舞台である名もなき都市は旧世界の側面もあれば新世界の側面もあって、未来と過去が混ざり合っているの。レトロ風の未来という感じで、70年代や80年代の車もあれば、90年代の銃もある。具体的な日付はなくて、ほとんど並行世界みたいね」と語っている。
本作は、士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』が原作。脳以外は完全義体の少佐は事故から命を助けられ、サイバーテロリストの攻撃から世界を守るため、完璧な戦士として生まれ変わる。捜査を進めるうちに自分の記憶が操作されていることに気付く少佐。本当の自分は誰なのか。少佐は幾多の戦いに挑んでいく。
キャストはスカーレットのほかにバトー役のピルー・アスベック、荒巻大輔役には北野武、トグサ役にはチン・ハンが演じる。日本語吹き替えには田中敦子が少佐役、大塚明夫がバトー役、山寺宏一がトグサ役とアニメ版そのままの配役が決まっており、こちらも話題となっている。
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日より全国ロードショー。