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R・スコット「むかつくほどすごい」、H・R・ギーガー作『エイリアン』の衝撃語る

映画

映画『エイリアン:コヴェナント』ポスタービジュアル
映画『エイリアン:コヴェナント』ポスタービジュアル(c) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved

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 SFホラー映画の金字塔『エイリアン』シリーズの原点を描く『エイリアン:コヴェナント』で監督を務めるリドリー・スコットが、H・R・ギーガーがデザインしたエイリアンを観た当時の衝撃を明かした。

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 人類の植民地を探す宇宙船コヴェナント号。乗組員が未知の楽園を発見したと思ったが、実はそこは暗黒の危険な世界だった。想像を超える脅威を見出した彼らは、命からがら逃げ出さなければならない。“宇宙の楽園”が恐るべき真の姿を現したとき、私たちはかつてない驚きと衝撃に満ちた新たな神話の目撃者となる…

 本作は原点『エイリアン』でもメガホンを取ったスコット監督が、35年以上ぶりに再び監督を務めることでも注目を集めている。スコット監督は「オリジナルのエイリアンには、心臓が止まるかと思うような何かが備わっている。あれはひどいヤツで、H・R・ギーガーの作だ。あれを見た時に、私はこう言った。“何だ?胸がむかつく。むかつくほどすごい。グロテスクじゃないか。グロテスクなほどすごい”と。そんな感じだった」と当時の興奮を振り返る。

 衝撃を受けたのは、スコット監督だけではない。漫画家の奥浩哉は、自身の代表作『GANTZ』の影響の一つとして『エイリアン』を挙げており、『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦も「『エイリアン』を作品作りの目標にしようとさえ思った」などと語っている記事もあり、彼のデザインが日本人クリエイターたちに多大な影響を与えていることもわかる。

 また本作の製作についてスコット監督は「『エイリアン』とシリーズの他の3本が同じ道筋を通ったのを観て“こういうクリーチャーを作ったのは誰か、なぜ作ったかと誰も疑問に思わなかったのか?”と思った」と製作に踏み切った理由を明かし、「今度は、非常に大きな疑問に対して、とても良くできた形で答えが出される」と自信をみせる。だが、一方で「一番難しいことは、人を心底、怖がらせることだと思う。怖いモンスターを作ることはとっても難しい」と苦労も懐述している。
 
 映画『エイリアン:コヴェナント』は、9月15日より全国公開。

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