ロベール・ドアノー、映画に先駆け写真展開催! 時代を経たパリの風景を約40点展示

20世紀を代表する写真家の人生と創作の秘密に迫るドキュメンタリー映画『パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』。本作の公開に先駆け、東京工芸大学写大ギャラリーで、ロベール・ドアノー写真展「ドアノーのパリ劇場」の開催が決定した。
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映画『パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』は、「パリ市庁舎前のキス」などの一枚で知られる写真家、ロベール・ドアノーの人生と創作のすべてに迫るドキュメンタリー作品で、ドアノーの孫娘が監督を務めている。1950年にアメリカの雑誌「LIFE」の依頼により撮られた先の一枚にまつわる秘話のほか、ピカソ、フランソワーズ・サガン、ロマン・ポランスキーといった、ドアノーと同じ時代を生きた著名人や映画陣のポートフォリオも楽しめる一作。
今回、映画公開に先駆けて開催される写真展では、代表作の一つである「パリ市庁舎前のキス」のほか、約40点に及ぶドアノーの作品を展示。「こども」「パリ郊外」「街」「物陰のパリ」「恋人たち」「芸術家」という6つのテーマに沿って選ばれた写真には、時代を経てもけっして色あせることのないドアノーの魅力が凝縮されている。
映画『パリが愛した写真家/ロベール・ドアノー<永遠の3秒>』は、4月22日から全国ロードショー。写真展「ドアノーのパリ劇場」は、東京工芸大学 写大ギャラリーにて現在開催中(入場無料/6月11日まで)。