渡辺謙、大河ドラマ『西郷どん』に出演 ナレーションに市原悦子

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2018年1月にスタートするNHKの大河ドラマ『西郷どん』に俳優の渡辺謙が出演することが発表された。渡辺は、島津家第28代当主・島津斉彬を演じる。
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『西郷どん』は、薩摩藩で活躍した西郷隆盛の半生を描く幕末ドラマ。主人公の西郷隆盛役を鈴木亮平が務める。渡辺が演じる島津斉彬は、聡明で卓越した知識をもち、壮大な政治哲学で時代を牽引したカリスマ。貧しい下級武士の西郷に、気骨と類まれなる才能を見出し、大抜てきの登用をする。西郷生涯の師であり、その遺志をいだき続ける“偉大なる父”という人物だ。
渡辺は「俳優としての基礎を育てていただいた『大河ドラマ』に恩返しをさせてもらう機会をいただきました。鹿児島で絶大な人気を持つ斉彬公ですが、彼の苦悩、無念、希望、勇気、様々な思いを感じながら、行きていこうと思っております」と意気込みを語っている。
また今回キャストしてほかに、青木崇高、戸田菜穂、徳井優、そしてナレーションを市原悦子が務めることが発表された。『まんが日本昔ばなし』など独特の語り口が特徴の市原は、「すてきな台本ありがとうございます。ナレーションを担当する者としては本が第一です。最後の決めゼリフが良いですね。チェスト。わくわくします。喋り方に工夫しなくちゃ」とコメントしている。
大河ドラマ『西郷どん』は、NHKにて2018年1月より放送開始。