異色モンスター映画『トレマーズ』、ケヴィン・ベーコン主演で続編ドラマが制作へ

砂漠版『ジョーズ』といわれるケヴィン・ベーコン主演のモンスター・ホラー『トレマーズ』(90)。2015年に、ケヴィンが25年後の主人公を演じてみたいと語り、テレビドラマ化企画が動き出したと伝えられたが、Varietyによると米SyFy局で本格的にドラマ化が始動しているという。
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米ネバダ州の小さな砂漠の町で、ヘビやミミズのような形状をした謎の巨大生命体に襲われる人々のパニックとサバイバルを描く『トレマーズ』。ケヴィンが主人公のバレンタイン・マッキーを演じるとともに、製作総指揮を務めるとのことだ。以前に伝えられていた通り、米ユニバーサル・ケーブル・プロダクションズとジェイソン・ブラムのブラムハウス・プロダクションズが制作するという。
続編ドラマ版は町を襲った謎の巨大生命体グラボイドが25年後に再び現れたため、年を取りアルコールの問題なども抱えた“難あり”のバレンタインが、住民たちを救うために再び立ち上がるという展開になるそうだ。
パイロット版の制作は決まったが、放送時期は不明。海外ドラマ『シークレット・サークル』のアンドリュー・ミラーがパイロット版の脚本を執筆し、ケヴィンと共に製作総指揮を務めるとのことだ。ケヴィンはドラマ化にあたり、「映画ファンにも作品を知らない人々にも楽しくて恐怖を味わえるドラマをつくっていきたい。いざ、グラボイド退治に!」とコメントし、ドラマ化の実現に興奮している様子だ。
『トレマーズ』のドラマ化は実はこれで2回目となる。2003年にSyFy局の前身だったSci-Fi局で、『Tremors:The Series(原題)』が放送されたが視聴者の心をつかめず、13話のみの1シーズンで打ち切りとなった。ケヴィンは同ドラマには参加していなかった。