舞台『北斗の拳』“ザコ”勢揃い! 磯貝龍虎「最高のザコと言われるように」気合

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舞台『北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-』の制作発表が4日、都内にて行われ、磯貝龍虎、河合龍之介、寿里、花園直道、林野健志、水希蒼(A応P)のキャストらが登壇した。磯貝は「最高のザコと言われるように頑張ります」と意気込みを語った。
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80年代の「週刊少年ジャンプ」(集英社)黄金期を支え、アニメ化もされた漫画『北斗の拳』(原作:武論尊、漫画:原哲夫)の初の舞台化作品となる本作。原作ファンにはおなじみのやられ役“ザコ”が主役という意外性で話題となっている。ザコはケンシロウに一撃で一蹴されるモブキャラの通称だが、その個性的な風貌や言動は根強い人気を誇る。
この日の会見ではザコ役を演じるキャストたちが登壇。「どのキャラクターにどんな殺され方をされたいか」と問われると、寿里は「アミバに間違えて殺されたい。あっさりと」と語ると、磯貝は「僕はケンシロウですね。北斗残悔拳で残りの5秒を楽しみたい」と希望していた。
『北斗の拳』といえば、横綱・稀勢の里がラオウの化粧まわしを、新大関・高安がケンシロウの化粧まわしを使用したことでも注目されているが、この日のステージには、実際に使われたラオウやケンシロウらが描かれた懸賞旗も登場。そして初披露の懸賞旗として、この舞台に登場することが発表された北斗神拳の三男・ジャギの懸賞旗をジャギ本人が持って登場した。ジャギ役のキャストの素顔は明かされなかったが、司会の川本成から「近くで見ると、角田信朗さんじゃないですか?」とツッコまれる場面も。だがこの日の会見では最後まで正体を見せることはなかった。
最後に林野は「この作品は男性のファンの方が多いと思うんですけど、女性のファンにもザコの生き様を楽しみに観に来ていただきたい。老若男女、幅広い方に楽しんでいただきたいです」とメッセージを送った。 舞台挨拶には、オープニングライブ曲『愛をとりもどせ!!』を担当するクリスタルキングのムッシュ吉﨑、ビジュアルデザイナーを務めるアケミS.ミラーも登壇した。
舞台『北斗の拳 -世紀末ザコ伝説-』は、東京・シアターGロッソにて9月6日~10日まで上演。