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『ヘルボーイ』リブート版、日系人役に白人俳優起用で「白人化」批判噴出

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『ヘルボーイ』再映画化で日系アメリカ人のベンジャミン・デミオ役に決まったエド・スクライン
『ヘルボーイ』再映画化で日系アメリカ人のベンジャミン・デミオ役に決まったエド・スクライン(C)AFLO

 映画『ブラック・スキャンダル』の俳優デヴィッド・ハーバーがタイトルロールのヘルボーイを演じる『ヘルボーイ』リブート版『Hellboy:Rise of the Blood Queen(原題)』。映画『デッドプール』の俳優エド・スクラインがヘルボーイの超常現象捜査局の同僚ベンジャミン・デミオを演じることに決まったが、原作コミックでは日系アメリカ人の設定のため批判が巻き起こっているという。

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 Mail Onlineによると、ベンジャミン・デミオが日系アメリカ人という設定は、彼のルーツを語る上で欠かせない重大な要素とのこと。ベンジャミンの祖母が第二次世界大戦中に暗躍した日本人暗殺者として描かれているという。

 ツイッターなどのSNSには、「彼らはこの作品を失敗に終わらせたいのね」「まただわ。ハリウッドはなぜ私に映画をボイコットするよう仕向けるのかしら」「白人化はアジア系アメリカ人のキャラクターと文化を壊すばかりか、アジア系アメリカ人の俳優たちの仕事を奪い続けることになる」といった批判や憤りのコメントが挙がっているようだ。

 過去には士郎正宗のマンガが原作の映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』で、スカーレット・ヨハンソンが草薙素子となる少佐を演じ、映画『アロハ』で原作ではハワイアンと中国系のハーフの主人公をエマ・ストーンが演じ、アジア系の女優がキャスティングされなかったことに批判が殺到した。

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