福士蒼汰、初舞台に“若さ”で意気込むも宮野真守は「体にムチ打って」と自虐

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俳優の福士蒼汰が25日、都内で行われた劇団☆新感線が上演する舞台『髑髏城の七人』Season月の制作発表記者会見に出演者と共に出席。24歳らしく「勢いや若気の至りというものを出していければ」とフレッシュに回答した一方、同じく主演を飾る10歳年上の宮野真守は、ハードな演出を予告されて「体にムチ打って頑張りたい…」と戦々恐々の様子を見せた。
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本作は、戦国の世を舞台とするエンタメ時代劇。キャストは上弦の月・下弦の月の2チームに分かれ、日別に上演を行う。演出はいのうえひでのり・脚本は中島かずきが手がけ、360度回転する円形の客席を配置する「IHIステージアラウンド東京」で上演する。
主人公の捨之介をつとめる福士(上弦の月)と宮野(下弦の月)は、白い巨大バルーンの中から二人一緒に登場。駆けつけた大勢の女性ファンから黄色い悲鳴を浴びた。
24歳の福士は、今回初舞台。冒頭で「緊張はしています」と挨拶し、「どこを緊張していいのか分からないくらい無知。その中で、頼もしい仲間に支えてもらいながら、でも“その場所で何が出せるのか”と考えて、自分らしくその場にいられれば」と話した。
同じ主演にして10歳年上の宮野は、いのうえが「若さは出していきたい。(キャストに)無理を言うかもしれない」とハードな演出を予告したことに言及。「意外と若くない髑髏なりに、体にムチ打って頑張りたい…」と切り出して笑いをとり、「まさかまさかのお声がけだった。自分が出演できるなんて本当に思ってもみなかった。普段声優のお仕事をさせて頂いて、こういう大きなチャレンジができるというのは、自分の人生においてプラスになるんじゃないか」と期待を露わにした。
報道陣からあらためて意気込みを問われると、福士は「超・若髑髏ということで、20代の方がかなり多い。勢いや若気の至りというものを出していければ」とニコリ。宮野は「不安もあるけど、皆の凄まじいエネルギーに頼りながらも、現場で本気をぶつけられる、そんな座長でいられれば」と語った。
今回の会見にはいのうえや中島、上弦の月から福士や早乙女太一、三浦翔平、須賀健太、平間壮一、高田聖子が、下弦の月から宮野や鈴木拡樹、廣瀬智紀、木村了、松岡広大、羽野晶紀が出席した。
舞台『髑髏城の七人』Season月は、IHIステージアラウンド東京(豊洲)にて2017年11月23日から2018年2月21日まで上演予定。