女性初のアカデミー賞監督、キャスリン・ビグロー最新作『デトロイト』公開決定

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『ハート・ロッカー』で女性初のアカデミー賞監督賞に輝き、『ゼロ・ダーク・サーティ』で作品賞をはじめ、5部門にノミネートされたキャスリン・ビグロー監督。徹底したリアルな描写による臨場感とスリリングな展開で、観客を圧倒してきたビグロー監督の最新映画『デトロイト』が、2018年1月に公開されることが決定した。
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物語の舞台は、1967年夏のデトロイト。暴動発生から2日目の夜、ミシガン州兵隊の集結地付近で銃声の通報が。デトロイト警察やミシガン陸軍州兵らが、捜索押収のため、アルジェ・モーテルの別館に乗り込む。何人かの警官が捜査手順を無視して、モーテルの宿泊客たちに不当な強制尋問を始めるのだが、やがて、この尋問で、誰かれ構わず脅迫し自白を強要する「死のゲーム」が展開される…。
本作は2017年8月4日に全米公開されるとメディアがこぞって絶賛し、早くもアカデミー賞最有力候補作品の一つと注目を浴びている。「今回は、観客の皆さんをアルジェ・モーテルの中へと誘う。リアルタイム感覚でストーリーを体験してほしい」と語るビグロー監督。アメリカを震撼させ、その後の公民権運動に大きな影響を与えた事件の舞台、デトロイトのアルジェ・モーテルで、一体何が起こったのか? 全世界に戦慄が走った禁断の真実が明らかになるだろう。
映画『デトロイト』は2018年1月より全国公開。