にんじん色の車を食べようとしたロバ マクラーレン損傷で訴えられる

ドイツの裁判所は、スポーツカーのマクラーレンを損傷したロバの飼い主に対し、修理費の支払いを命じた。マクラーレンの色がにんじんのような色であったため、ロバは巨大なにんじんだと勘違いし食べようとしたのだとされている。海外メディアSkyNewsが伝えた。
【関連】いつでも舌が“ペロリ”猫<フォトギャラリー>
そのロバの名前はバイタス。にんじん色のマクラーレンは、バイタスの住む囲いの隣に駐車してあった。バイタスが与えた損害額は5800ユーロ(約76万円)。車の後部に当たった際に、カーボンファイバー部分の塗装に損傷が生じた。
ドイツ通信社によると、昨年の9月、車の所有者はロバの飼い主が補償を拒んだことを受けて提訴。ギーセン市にある州裁判所が、修理費の支払いを命じることとなった。
地元メディアによると、当初ロバの飼い主は、マクラーレンの所有者がもっと適した場所を選び駐車すべきだったと話していたと言う。なお、彼のマクラーレンの価格は約20万ポンド(約3030万円)。