山崎努&樹木希林が初共演!出会いから56年、沖田修一監督最新作で夫婦役

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名優・山崎努と『横道世之介』などの俊英・沖田修一監督がタッグを組むことで話題の映画『モリのいる場所』に、山崎演じるモリを支える妻・秀子役を樹木希林が務めることが発表された。山崎と樹木は劇団「文学座」で1961年に出会って以来、初の共演で夫婦役となる。
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『モリのいる場所』は、30年間ほとんど外へ出ることなく、自宅の庭の草木や生き物たちを見つめ描き続けた実在の画家・熊谷守一をモデルに、主人公のモリとモリを愛する人々の温かな交流を描いた作品。
今回初めての共演となった樹木の印象を、山崎は「樹木さんの演技は圧巻で、見ていて胸が熱くなった。僕はこれまでの人生でこんな個性に出会ったことがない」と感銘を受けた様子。一方の樹木は山崎について「光の中でオーラが歩いているようで、まともに顔など見られませんでした。あれから半世紀以上、まさか山崎さんと仕事出来るなんて思いもしませんでした」と万感のコメントを寄せている。
二人の競演について、沖田監督は「自分の映画に、山崎努さんと、樹木希林さんが出ていること自体が、奇跡みたいなもの」と語り、個性派女優の樹木について、撮影現場の縁側でいつも目を瞑って佇んでいるが、カメラが回るとそのまま住人のように現れる姿を「魔法使いのようでした」と驚きを明かしている。
『モリのいる場所』は、2018年全国ロードショー。