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<TIFF2017>松岡茉優「ちょっとムズムズした」主演作への想いを明かす

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松岡茉優、「第30回東京国際映画祭」オープニング&レッドカーペットに登場

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 映画『勝手にふるえてろ』に主演する松岡茉優が25日、都内で行なわれた「第30回東京国際映画祭」のレッドカーペットイベントに登場。襟つきのレトロ感あふれるワンピースを身にまとった松岡は、共演の渡辺大知、石橋杏奈、北村匠海らと楽し気に歩き、集まったファンとの交流も楽しんだ。

【関連】「第30回東京国際映画祭」オープニング&レッドカーペットの様子<フォト特集>

 ひとり語りや、内面の心情を語るようなシーンも多いため、膨大なセリフの量があったという松岡。苦労を聞けば、「私のしゃべり言葉風に書いてくださったのか、セリフが難しいのはなかったんですけれど、ひとりのシーンが多かったので、相手役がいないなか自分で起承転結をつけるのがちょっとムズムズしました」と返答。作品に込めた思いを、「救われてほしい女子がたくさんいるので、その女子たちに届けばいいな、と。キラキラしている子も、キラキラが苦手な子も、報われたり、救われたりするようにと、日々頑張っていきました」と、キラキラした目で語った。

 そんな松岡演じるヨシカに恋をする二役の渡辺は、インパクト大の人物を好演した。「本当に…地です(笑)」と冗談を飛ばした後、渡辺は「脚本を読んで、主人公に惚れました。無理やり夢中になろうとするんじゃなくて、自然と気づいたら好きになっちゃっている状況を意識してやっていました。ヨシカの映画だと思っています」と、ヨシカを演じた松岡の演技を讃えていた。

 「第30回東京国際映画祭」のコンペティション『勝手にふるえてろ』は、芥川賞作家・綿矢りさによる同名小説の映画化。突然告白してきた暑苦しい同期と、中学時代からの片思いの相手をめぐって、二人の男性の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける暴走ラブコメディ。

 そのほか、大九明子監督、白石裕菜(プロデューサー)、服部保彦(プロデューサー)も登壇した。

 「第30回東京国際映画祭」は11月3日まで開催。

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