ベン・アフレック、ハーヴェイ・ワインスタインが絡む映画の追加報酬を全額寄付

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海外ドラマ『One Tree Hill』の女優ヒラリー・バートンに過去のセクハラ行為を非難された俳優ベン・アフレックが、セクハラスキャンダルの渦中にあるハーヴェイ・ワインスタイン絡みの映画で発生する再放送料などの追加報酬を全額寄付することを発表した。
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ワインスタインのセクハラ行為を批判した後、自身も批判される憂き目を見たベン。Peopleによると、米ワシントンDCのローカル局Fox 5のインタビューで、友人のケヴィン・スミス監督がワインスタイン製作の作品で得た追加報酬をチャリティに寄付すると述べた件について尋ねられると、「ケヴィンの意向に触発されて、僕もそうすることにしたんだ」とコメントしたという。
ベンは「今後、ミラマックスやワインスタインが絡む映画で発生した追加報酬は、F.I.(Film Independent)や、RAINNに寄付するつもりだ」と続けた。F.I.はインディーズ映画のフィルムメーカーを支援する非営利団体で、RAINNは性的暴行の被害者を支援し、性犯罪の撲滅などに力を入れる女性の団体。
ワインスタインは弟のボブ・ワインスタインと共に映画会社ミラマックスを1979年に設立。インディーズ映画などを多数配給し、ベンがマット・デイモンらと出演した1997年の『チェイシング・エイミー』や『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』、2000年の『偶然の恋人』などを配給した。ワインスタイン兄弟は2005年に同社を去り、ザ・ワインスタイン・カンパニーを設立している。