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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』G・ミラー監督が7億円超のボーナス請求

映画

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジョージ・ミラー監督(右)がWBを相手取り訴訟
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ジョージ・ミラー監督(右)がWBを相手取り訴訟(C)AFLO

 世界興行収入約3億7800万ドル(約427億1000万円)を上げた2015年のヒットアクション映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。監督のジョージ・ミラーが700万ドル(約7億9100万円)のボーナスが未払いになっているとして、配給の映画スタジオ大手ワーナー・ブラザースを相手取りオーストラリアで訴訟を起こしたという。

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 俳優メル・ギブソン主演のオリジナルシリーズ1作目『マッドマックス』(79)で長編監督デビューを果たしたミラー監督。シリーズ3作目から30年後に俳優トム・ハーディを新マッドマックス役に据えて、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のメガホンを取った。

 Deadlineによると、ミラー監督はワーナー・ブラザースとの契約では、製作費を1億5700万ドル(約177億4100万円)未満に抑えられれば700万ドルのボーナスをもらえる内容になっていたと主張しているという。これに対し、ワーナー・ブラザース側はミラー監督が決定を覆したために大幅な計画修正が生じ映画の公開が遅れたことで、1億5700万ドルを上回ったとしているとのことだ。

 ワーナー・ブラザース側は当初、裁判所の管轄の移行を求めたが、オーストラリアの高等裁判所に却下されたため、本件はこのまま同地で争われることになる。

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