『ハウス・オブ・カード』、ケヴィン・スペイシー抜きでファイナルの6シーズン製作か

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主演俳優ケヴィン・スペイシーのセクハラ騒動を受けて、撮影が中断していた海外ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』シリーズ。最終となるシーズン6の撮影がケヴィン抜きで再開され、女優ロビン・ライト演じるクレア・アンダーウッドを中心に物語が展開することになるという。
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Vultureによると、撮影は来年2018年の1月に再開予定。ケヴィンのスキャンダルが発覚する前に始まっていた撮影で、既に撮り終えていた最初の2話と、既に執筆されていた残りの5~6話分の脚本が破棄されるだろうと情報筋が伝えているとも。また最終シーズンはこれまで同様に13話構成の予定だったが、8話に短縮される。
2013年から始まった『ハウス・オブ・カード 野望の階段』シリーズは、ホワイトハウス入りを目指す政治家フランク・アンダーウッド(ケヴィン)と彼の妻クレア(ロビン・ライト)を中心に、政治の世界に渦巻く野望や駆け引き、陰謀などを描く。シーズンが進むにつれ、フランクの大統領就任で大統領夫人になったクレアは、副大統領からアメリカ初の女性大統領と、自身も出世の階段をのぼりつめていった。
シーズン6のリリース日や、ケヴィン演じるフランクの不在がどのように説明されるのかなどの詳細は不明。いずれにせよ、一時はフィナーレなしの打ち切りもささやかれた本シリーズだけに、きちんとした形で完結することになりそうだ。