志尊淳、「女子力をフル回転」 初めての“ヒロイン役”で男性スタッフを虜に

関連 :
俳優の志尊淳が、15日に兵庫県・神戸で開催された、2018年1月5日にスタートする新ドラマ『女子的生活』(NHK総合/毎週金曜22時)の完成試写会に出席した。本作でトランスジェンダーのみき役に扮する志尊は、初めてヒロインを演じるにあたっての苦労を語った。
【関連】ドラマ10『女子的生活』第1回完成試写会フォトギャラリー
坂木司の同名小説をドラマ化した本作は、トランスジェンダーの主人公と彼女を取り巻く個性的なキャラクターとの“バトル”エピソードをコミカルに描く痛快ガールズストーリー。
“カワイイ女子的な生活”に憧れ、田舎から都会へ出て来たみきには大きな秘密があった。それは彼女が、見た目は美女でありながら身体は男性で、さらに恋愛対象は女性という“複雑”な人物であるということ。ある日、みきの家に同級生だった後藤(町田啓太)が転がり込み共同生活がスタートする。彼女の日常に潜む様々なモヤモヤを、オロオロする後藤をよそに、みきはその圧倒的な自己肯定力でぶっ飛ばして行く。
スイーツ好きで料理が得意ということから、ファンの間では“女子力が高い”と評判の志尊は、初のヒロインを演じるにあたり、声の出し方や女性的な所作など1日8~9時間のレッスンに挑んだと明かす。志尊は「“女子力が高い”というイメージを持たれているんですけど、普段は肌のケアとかあまりしないです。でも今回は自分の中の女子力をフル回転させました」と語る。「肌のケアや体型の維持、毛の処理とか(笑)、いろんなところに気を使って、僕なりに女性心を感じるところもありました」と告白。「たくさんの男性スタッフの方から“みきちゃんイケてるわ”と言ってもらえるのが一番嬉しいです」と笑いを誘った。
この日の会見には、ヒロインが勤める会社の同僚・かおり役の玉井詩織、同じ会社で働く先輩・仲村さんを演じる玄理、会社の上司・板倉役の羽場裕一も登壇。玉井は志尊のヒロインっぷりに「みきちゃんのクオリティが高くて、普段の志尊さんの顔が思い出せない」と絶賛。一方で神戸でのロケを満喫しているようで、「芳根京子ちゃんにオススメのお店を教えてもらいました」と語る一幕もあった。
ドラマ10『女子的生活』は、NHK総合にて2018年1月5日より毎週金曜22時放送。