吉高由里子、阿川佐和子原作ドラマで正義感あふれる新米検事に初挑戦

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女優の吉高由里子が、2018年4月にスタートする日本テレビの新水曜ドラマ『正義のセ』で主演を務めることが発表された。新米検事・竹村凜々子を演じる吉高は「検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」と意気込みを語っている。
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ベストセラー作家・阿川佐和子の同名小説シリーズを基にする本作は、新米女性検事の竹村凜々子が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら一歩ずつ成長していく姿を描く。凜々子は横浜地検に勤める2年目の検事であり、東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳という等身大の設定だ。今のところ、吉高以外のキャストは明らかになっていない。
『東京タラレバ娘』以来、 1年ぶりの日本テレビ系ドラマ主演となる吉高は「初めての検事役ということで、難しい事件モノになるのかなと最初は身構えましたが、阿川さんの原作本を読ませていただき、普通の女の子がたまたま検事になり、仕事に恋に失敗しながらも一生懸命立ち向かっていく、女性なら誰もが共感できるお仕事ドラマだとわかってホッとしました」と回想。
また、「このような等身大の役をいただいた今回が、20代最後のドラマ出演になるのかなと思うと、自分の年齢にも改めて気づかされます。主人公の凜々子が、検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」とも話している。
一方、原作者の阿川は「『正義のセ』は、正義を貫きたいあまり、あちこちにぶつかって腹を立て、失敗を繰り返して泣きわめき、でもなぜかまわりに助けられて少しずつ成長しようとする、困ったほどに不器用な新米検事、凜々子の物語である」とコメント。「そんな凜々子が吉高由里子さんの愛くるしい魅力によってどんな化学変化をもたらしてくれるのか。たまらなく楽しみです」と期待を込めている。
新ドラマ『正義のセ』は、日本テレビ系にて4月より毎週水曜22時放送。