三船敏郎も登場!? 『レディ・プレイヤー1』原作者アーネスト・クラインら来日

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スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けるエンターテイメント作品『レディ・プレイヤー1』の公開に先駆け、原作者のアーネスト・クラインとプロデューサーのドナルド・デ・ラインが緊急来日、1日に都内で行われた『特別映像解禁セレブレーションイベント』に登場した。
【写真】『レディ・プレイヤー1』特別映像解禁セレブレーションイベントフォトギャラリー
想像したことすべてが現実になるバーチャル世界「オアシス」を舞台に、全世界の人気キャラクターたちが続々と登場。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンや『AKIRA』に登場する金田のバイク、さらには日本の『機動戦士ガンダム』のRX‐78 ガンダムや『ストリートファイター』シリーズと思しきキャラクターたちなどが一堂に会することで話題となっている本作。
『ソードアート・オンライン』の原作者である川原礫氏、同作の劇場版監督の伊藤智彦氏、『キングコング:髑髏島の巨神』日本版ポスターを手掛けたイラストレーターの開田裕治氏、『ワンパンマン』作画の村田雄介氏、ユーチューバーのMEGWIN氏、アメコミ評論家の杉山すぴ豊氏、VR ZONE SHINJUKU コヤ所長の小山順一朗氏も登壇したこの日のイベント。抽選で選ばれたファン150人が集結する会場に登場したアーネストとドナルドは、日本初公開となる本作の最新シーンが含まれた特別映像を、プレゼンテーションとともに紹介した。
今作には『ガンダム』や『AKIRA』のほかにもハローキティなどさまざまな日本の有名キャラクターが登場するという。「日本のポップカルチャーを観て育ってきた」というアーネストは、「ウルトラマンも大好きですし、マグマ大使も好きだし…」と語り会場のファンを喜ばせた。
また「オアシス」の一人のアバターの顔にはなんと「三船敏郎」の顔が使われているそうで、それはスピルバーグが三船と友達だったということで、彼の家族が許可を出してくれて実現したと明かした。
この作品を製作するにあたってのスピルバーグ監督の様子についてドナルドは、「台本を読まれて、極端なほどワクワクされて、ほどなく映画を作るからとおっしゃっていただき、いい意味でショックでした」と述懐。アーネストは「私の原作の大ファンでいてくださったんですね。最初のミーティングの時にペーパーバックにポストイットがたくさんついていて、これは映画に入れたいと積極的に言ってくれた」と振り返った。
イベントの最後にドナルドは、「みなさん、映画を観たくてウズウズされていると思うんですけど、私も観てもらうのをワクワクしています。劇場で観ていただければ、今期待していただいている以上の経験ができることを保証します」とアピールした。
映画『レディ・プレイヤー1』は4月20日全国公開。