片桐仁、山で遭難して絶叫 『ラーメン食いてぇ!』メイキング映像公開

映画『ラーメン食いてぇ!』に出演する片桐仁による撮影現場のコメントが到着。あわせてメイキング映像、特製ビジュアルが公開された。
【写真】『ラーメン食いてぇ!』場面写真
本作は、林明輝の同名ウェブ漫画を、中村ゆりか主演で映画化。祖父のラーメン作りを継ぐことで生きる希望を見つけ、ラーメン屋復活に奔走する女子高生・茉莉絵(中村)の姿を描く。
人気ラーメン店“清蘭”の店主・紅烈土(石橋蓮司)はラーメンづくりのパートナーだった愛する妻を亡くし、生きる希望を見失っていた。そんな彼の元に、孫娘である茉莉絵(中村ゆりか)が自殺を図ったと連絡が入る。なんとか一命を取り留めた彼女に、烈土は清蘭のスープを一口飲ませる。そのスープを飲んだ瞬間に、心で何かを感じ取った茉莉絵は「私にラーメンを教えて!」と懇願。“世界一のラーメン”をつくることを生きる目標に、もう一度頑張ることを決意する。ラーメン作りには良いパートナーが必要だという烈土の勧めもあり、食通の親友コジマ(葵わかな)を巻き込み過酷なラーメン修行が始まった。
片桐が演じるのは清蘭のファンであり料理評論家の赤星亘。彼は、ウイグル自自区で事故に遭い、砂漠に取り残されていた。遠い異国の地で、赤星の絶叫が荒野に響き渡る「清蘭のラーメン食いてぇ!!!」と絶叫する。
特製ヴィジュアルポスターにはウイグル自治区で事故にあった赤星が「清蘭のラーメン食いてぇ!!!」と叫んでいるかのようなインパクトのある構図が採用された。遭難シーンは片道2日かかる旧ソビエト連邦の共和制国家、キルギス共和国で撮影を敢行したといい、ハプニング続出だったメイキング映像も同時に公開されている。
「僕の役は、車移動中に事故にあって、山で一人遭難してしまった料理評論家の役です」という片桐だが、「山羊を使う場面があったんです。でも山羊がいないので聞いたら、前の晩にオオカミに食べられちゃったって言われて(笑)新しい山羊が来たんですけど、逃げるんですよ。もう大変でした!」撮影秘話を明かしている。
映画『ラーメン食いてぇ!』は3月3日より全国公開。