ユマ・サーマン、タランティーノ監督と亀裂なし 再タッグにも前向き

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去る2月にNew York Timesのインタビューで、映画『キル・ビル Vol.2』の撮影で危険なカースタントを強いた、とクエンティン・タランティーノ監督を批判した主演女優のユマ・サーマン。その3ヵ月後、タランティーノ監督との間にわだかまりがないことをEntertainment Weeklyとのインタビューで語った。
【写真】セクシーなドレス姿のユマ・サーマン
ユマは撮影で怖い目に遭い、首を慢性的に傷めたが、事故の後もタランティーノ監督とは良好な関係にあったという。本件についてタランティーノ監督は公的に謝罪し、撮影当時の動画をユマに渡している。
ユマは「私たちは何年もケンカしていたわ。でも彼とは旧知の仲なのよ。25年間も一緒にクリエイティブな仕事でコラボしてきたわ…。もちろん、悲劇的な出来事が何回かあった。だからといって二人で積み重ねてきた関係を損なうことはない」と、タランティーノ監督との変わらぬ友情を語っている。
当時はタランティーノ監督を信頼できなくなり、そうした状況を許した監督に怒りを覚えたというユマだが、自分には許す能力があるという。
再び一緒に仕事するか尋ねられると、「彼が素晴らしい役を書いてくれたらね!」とユマ。「私は彼を理解している。彼が素晴らしい役を書いて、私たちがお互いにやってもいいと思える状況だったら、すてきなことになるでしょうね」と続けたが、タランティーノ監督があと1作で引退することをほのめかしているため、必ずしも再タッグが実現するとは思っていないそうだ。