<日本アカデミー賞>最優秀アニメーション作品賞は『夜は短し歩けよ乙女』が受賞

第41回日本アカデミー賞授賞式が2日、都内で行われ、『夜は短し歩けよ乙女』が最優秀アニメーション作品賞を受賞した。
【写真】受賞のスピーチを行なう湯浅政明監督
『夜は短し歩けよ乙女』は、森見登美彦による長編小説を『Genius Party ジーニアス・パーティ』や『夜明け告げるルーのうた』などの湯浅政明監督がアニメーション映画化。2017年4月7日に公開を迎えると、独特の世界観が高い評価を受け、海外でも第41回オタワ国際アニメーション映画祭長編部門で、日本映画初のグランプリを受賞するなど大きな反響を呼んでいた。
湯浅監督は受賞の瞬間、笑顔を見せると「ありがとうございます」と壇上で感謝を述べる。続けて「森見先生の楽しくて可愛らしい作品を映画化できたことはうれしい限りで、現場ではとても楽しく作業ができました」と感慨深げに語った。
さらに湯浅監督は「アニメというのは製作するまでに、たくさんの人が携わり、いろいろな方が頑張っています」と述べると「この映画に関わったスタッフ、キャストの方々おめでとうございます」と労うように優しく語りかけていた。
■日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞一覧
(★は最優秀賞受賞作品)
★『夜は短し歩けよ乙女』
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
『ひるね姫~知らないワタシの物語~』
『メアリと魔女の花』
『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』