ハンバーグひっくり返しロボが勤務開始! 1時間に300枚返す

アメリカのハンバーガーチェーン店で、ハンバーグをひっくり返すロボットが稼働を開始した。“フリッピー”と呼ばれるそのロボットは、キッチンの床に固定されており、1時間に300枚というスピートでパテをひっくり返すのだ。海外メディアMirrorOnlineが伝えた。
【写真】“ハンバーグをひっくり返すロボット”勤務中の様子
そのロボットを導入したのはハンバーガーチェーンのCaliBurgerのカリフォルニア支店。フリッピーはシェフのユニフォームを身にまとい、キッチンでスタッフとともに働いている。そのひっくり返し技術がテストされたのは現時点でその1店舗のみだが、フリッピーは近日オープン予定のロンドン支店でも導入予定だ。
開発したのはMiso Robotics。フリッピーはパテを焼くのみならず、ヘラやグリルを掃除する機能までプログラムされている。アメリカの製造業では過去30年間で80%の雇用が削減されているが、同社の共同創業者件CEOのデイヴィッド・ジトは「フリッピーは人間の労働力に取って代わるために作られたのではなく、シェフやキッチンで働く人の労働環境を改善するために作りました」と話す。
Cali Groupの会長であるジョン・ミラーは「CaliBurgerにおけるフリッピーの配備は、スタッフが美味しいバーガーをより持続的に、タイムリーに作り上げる手助けをする上での大きな分岐点を意味します」「既存のキッチンに取り付けやすいということも、フリッピーを全国のより多くの店舗で展開する後押しとなるでしょう」と加えた。