<AJ2018>『重神機パンドーラ』OP&EDはバンプ 新キャストに中村悠一、石川界人ら

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4月4日よりTOKYO MXでスタートするテレビアニメ『重神機パンドーラ』放送直前スペシャルステージが24日、東京ビッグサイトで開催中のAnimeJapan 2018にて行われ、声優の前野智昭、津田健次郎、東山奈央、内田雄馬、梅原裕一郎、茅野愛衣、そして原作・総監督を務める河森正治が登壇した。
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未知なるエネルギーを撒き散らした「翔龍クライシス」の影響によって一度崩壊した世界を舞台に、人類の存亡をかけて特異進化生物「B.R.A.I」に闘う特殊部隊「パンドーラ」の活躍を描く。ステージでは新情報としてロックバンド・BUMP OF CHICKENがオープニング『シリウス』およびエンディング『Spica』を手がけることが発表された。同バンドがオープニング、エンディング2曲同時に描き下ろすのは初めて。
会場にはBUMP OF CHICKENからビデオメッセージが寄せられ、ボーカルの藤原基央は「設定資料やストーリーを見させてもらって感動し、ワクワクしてぜひやらせていただきたいと思った。なんといっても河森監督の作品。『マクロス』観ていましたから、とっても光栄」と喜び、「『重神機』という響きが幼い頃の男心をくすぐられる」と期待を寄せた。またドラムの升秀夫も「激しいアクションシーンに引き込まれました。キャラクターたちがこのあとどうなっていくのか楽しみ」とコメントを寄せた。
河森総監督はオファーの経緯について「崩壊している世界の中で最後の希望を見つけていくような感じはバンプさんにしか出せない。それでお願いした。実際に(曲を聴いたら)バッチリだった」と笑顔。過去に同バンドのコピーバンドをしていたという梅原は「大好きなんです。本当にうれしい。一緒にお仕事できるとは思っていなかった」と興奮していた。
また、特殊部隊「パンドーラ」と対峙する4人の新キャラクターも明らかになり、Mr.ゴールド役に檜山修之、Mr.ゴールドの右腕・ジーク役に中村悠一、Mr.ゴールドの用心棒・ワン役に近藤孝行、Mr.ゴールドの腹心・フォー役に石川界人が起用された。この日は中村がゲストとしてステージに参加し、自身が演じる役どころについて「敵一味が紹介されたと思うんですけど、ちょっと入れ知恵するような、参謀役です」と紹介した。
主人公のレオン・ラウを演じる前野は「非常にもっさりとしたキャラクターで、乙女ゲーム収録の後に(レオンを)やると『俺の振り幅すげぇな』となる」と希有な役柄であることを告白。アフレコは終盤に差し掛かっているが、「毎回気合を入れて臨んでいます」といい、「激しい死闘の中で、キャラクターの関係性や『進化するとはどういうことなのか?』など作品の本質が明らかになっている。自信を持っておすすめできる作品」と力強くアピールした。