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常盤貴子、こうの史代原作『夕凪の街 桜の国』で主演 共演に川栄李奈

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 女優の常盤貴子が、漫画家こうの史代の原作を映像化するNHK広島放送局開局90年ドラマ『夕凪の街 桜の国2018』に主演することがわかった。共演には川栄李奈、小芝風花、平祐奈、工藤阿須加が顔をそろえる。

【写真】『夕凪の街 桜の国2018』で主演を務める常盤貴子

 本作は、原爆に翻弄された女性と家族がひたむきに生きる姿を描くヒューマンドラマ。昭和30年、原爆症による悲劇に襲われた平野皆実(川栄)と、平成30年、皆実の姪として隠されてきた家族の歴史を図らずも知ることになる石川七波(常盤)、二人の女性の物語が軸となる。二つの時代をつなぐ一本の“糸”を手繰る中で、幸せとは何か、家族とは何かと問いかける。

 原作は『この世界の片隅に』などで知られるこうの史代の漫画『夕凪の街 桜の国』。コミック誌「漫画アクション」(双葉社)掲載後の2004年10月に発売されたコミックは、発行部数約45万部を記録し、2004年文化庁メディア芸術祭大賞、2005年第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。

 主人公・七波を演じる常盤は「発売当時、友達と『映像化したら素敵だねぇ』と話していた、その作品にまさか自分が関われるとは、思ってもみませんでした」と胸中を明かし、「大好きなこうの史代さんの世界に自分が入れることは、喜びと、恐れ多い気持ちとの間で行ったり来たりしていますが、原作のファンだから感じられることがあるのかも、と、参加させて頂くことにしました」とコメント。

 一方、皆実を演じる川栄は「戦争を経験したことのない世代の私が、役で戦時を経験することができるのは貴重なことなので大切に演じようと思います。実際に広島に行って、原爆ドームや平和記念公園、資料館を見たときに自分が感じた感情や、戦争を体験した方の気持ちを役で表現できるよう精一杯頑張ります」と意気込みを語った。

 NHK広島放送局開局90年ドラマ『夕凪の街 桜の国2018』は、NHK総合にて8月6日19時30分放送。

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