アニメ『トネガワ』に羽多野渉、島崎信長、江口拓也ら 黒服で意気込み

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7月より日本テレビ「AnichU」枠で放送される、TVアニメ『中間管理録トネガワ』の追加キャストが16日発表された。同日、都内で記者会見が行われ、主人公である利根川幸雄役の森川智之をはじめ、解禁となった声優陣が意気込みや見どころを語った。
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同作は、福本伸行による人気マンガ『賭博黙示録カイジ』のスピンオフで、カイジの宿敵である帝愛グループのナンバー2・利根川幸雄を主人公とした物語。債務者たちによる「死のゲーム」の企画を命じられた利根川が、会長と黒服の間で苦悩する姿を描く。
解禁となったのは、利根川の部下の黒服たち。山崎健二役を羽多野渉、左衛門三郎二郎役を島崎信長、海老谷役を八代拓、川崎敏政役を西山宏太朗、中田役を濱野大輝、堂下浩次役を江口拓也、萩尾純一役を河西健吾、菊地役を青柳尊哉、長田役を沢城千春、西口冴子役を前田玲奈が演じる。そして、帝愛グループの会長・兵藤和尊役を津嘉山正種、伊藤開司(カイジ)を萩原聖人がシリーズに続き続投する。
この日はキャスト全員、作品になぞらえ黒スーツ姿で登壇。森川は「アフレコはこの恰好です。みんなスタジオに来てから着替える」と冗談で笑わせつつ、「とってもインパクトのある人気がある作品でキャスティングされて光栄。責任重大なので頑張って演じていく」と意気込みを語った。また「利根川は、日本語吹き替えを担当しているトム・クルーズと全然違う雰囲気。だけどある意味では利根川もかっこいいところもある。利根川のかっこよさを垣間見てくれたら」と話した。
既にスタートした収録の雰囲気は「めちゃくちゃ明るくて楽しい。みんな原作ファンなので、あのシーンこのシーンを演じられるのでテストの時はずっと笑っている」と森川。これまでアニメでカイジを演じた萩原が出演しているとあって、島崎は「ちょっとカイジが出てくるのですが、生カイジが聞けてざわざわしました」と感激した様子で振り返った。
黒服は全員サングラスに黒スーツで見分けがつきにくいが、各声優にディレクションがあり、江口は「僕は“熱血”というキーワードをいただいた。見て感じ取っていただければ」といい、沢城は「カイジで登場するセリフ『キンキンに冷えてやがるっ…!』を言わせてもらった時、ディレクションで『(実写版カイジを演じた)藤原竜也さんのように』と言われた。沢城なりの藤原竜也さんを感じていただければ」と見どころをアピール。島崎は「利根川は理想の上司。仕事に疲れたサラリーマンの方が見て明日頑張るためのエネルギーになってほしいですね」と語った。
TVアニメ『中間管理録トネガワ』は日本テレビ「AnichU」枠にて7月より放送。