八乙女光、演出家からの大量ダメ出しに焦る 高木雄也と共演の舞台
Hey! Say! JUMPの八乙女光と高木雄也がダブル主演をつとめる舞台『薔薇と白鳥』の公開舞台稽古が27日、東京グローブ座にて行われた。八乙女は舞台稽古直前に演出家から大量のダメ出しをもらい、思わず楽屋に演出家を引きずりこんで練習したことを明かした。
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16世紀末のイギリスを舞台に、実在した劇作家クリストファー・マーロウとウィリアム・シェイクスピアの友情や葛藤を、彼らが巻き込まれていく陰謀や史実と絡めて描いた本作。マーロウを演じる八乙女は4年ぶりの舞台出演、シェイクスピアを演じる高木は今回が初舞台となる。
共演について、八乙女は「普段のお仕事とは違いますし、稽古場でも二人で見せる表情とは違う。ただ初舞台なのにこんなにいいキャストさんに囲まれて、こいつは幸せものだなと」と話し、高木は「もともと舞台に興味を持ったのは光君が4年前にやっていた舞台がきっかけ。『俺の知ってる八乙女光じゃない!』と思い興味を持ちました。いつかやってみたいと思っていたら、一緒にやることになったので嬉しかったです」とそれぞれ語った。
今回の舞台に入る前には二人で2日間だけの弾丸イギリス旅行に出かけ、作品についての理解を深めたという。その刺激が良かったのか、その後は「すんなり入ってくるようになりました」と八乙女。
しかしながら今作、主演二人のセリフ量はかなり膨大に。特に八乙女演じるマーロウのセリフが多く、公開舞台稽古の直前に、作・演出をつとめたG2から大量のダメ出しをもらったことを共演の佐藤B作が暴露。高木から「まあ莫大な量喋ってるからね」とフォローされながら、八乙女は「テンパって楽屋にG2さんを引きずり込んで、何シーンか練習しました。『ここ教えてください!』って」と舞台裏を明かした。
今回、楽屋のれんは関ジャニ∞の丸山隆平に作ってもらったという八乙女。一方の高木は、初舞台ということもあり「楽屋のれんを作ってもらう、ということを知らなくて、お願いしたのが遅くて。なので今日届く予定です」とのこと。ちなみに高木がお願いしたのはKAT‐TUNの亀梨和也だといい、記者たちから驚きの声が挙がっていた。
この日の会見にはほかに武田真治も出席した。
舞台『薔薇と白鳥』は、6月24日まで東京グローブ座にて、6月29日から7月1日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演。