北川景子×中田秀夫監督、“あなたにも起こる”SNSミステリーで初タッグ
女優の北川景子が、『リング』シリーズの中田秀夫監督がメガホンを取るミステリー映画『スマホを落としただけなのに』で主演を務めることが発表された。恋人がスマホを落としたことから、自分の個人情報が次々と流出してしまうヒロインを演じることになる北川は「不運な主人公を絶対に演じたいと思いました」と語っている。
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本作は、新進作家・志駕晃が2017年に発表し、『このミステリーがすごい!』大賞で「隠し玉」に選ばれた同名ミステリー小説の映画化。北川演じる派遣社員の稲葉麻美は、彼氏がスマホを落としたことから、身に覚えのないメールの送信や、SNSのなりすましなど、身の回りで奇妙な出来事が頻発。次第に彼女自身が思いもよらない大事件に巻き込まれていく。
メガホンを取るのは、『リング』シリーズで世界中を震撼させた中田監督。本作では、今やなくてはならない情報ツールとなった“スマホ”を題材に、現代社会に潜む恐怖と、スマホがあるからこそ感じられる人を信じる心や、真実の愛を描いていく。
ヒロイン・麻美を演じる北川は本作について「スマホやSNSのセキュリティ管理は、きちんとしているつもりでも、どこに落とし穴があるか分からない…」と語ると、続けて「本当の人と人の絆や愛は、スマホを通じてではなく、心で通じ合うものだというのが、この作品のテーマだと思っています」とコメント。
さらに北川は、今回初のコラボレーションとなる中田監督について「脚本に対する私の質問のひとつひとつに丁寧に答えてくださり、中田さんと一緒に映画を作れるならとても安心だと思いました」と手応えを明かした。
映画『スマホを落としただけなのに』は11月2日より全国ロードショー。