北川景子、子どもを授かってから役柄に変化「いろんな母親役をいただけるように」
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女優の北川景子が10日、都内で行われた「ELLE CINEMA AWARDS 2025」授賞式に出席。「エル ベストアクトレス賞」を受賞し、女優としての自身のターニングポイントを明かした。
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本アワードは、その年に公開された映画の中から、ファッション・メディア「ELLE」が選ぶベスト作品を決定するもの。
日本の映画界で輝く女優に贈られる「エル ベストアクトレス賞」を受賞した北川は「デビューして22年になるんですけれども、主演で女優賞を頂くのが初めてで。本当に本当にうれしいです」と喜び。受賞作の『ナイトフラワー』に関しては「この作品のオファーをいただいたときに、やはり相当な覚悟を持って演じなければならない役だな、と思いました。これまでやってきた経験や、自信を持っていた能力は全部無視して、魂で全身全霊でぶち当たっていきたいという気持ちでやった」と振り返り、「出来上がった映画を見て、私の思いがスクリーンに少しでも残ってみなさんに伝わったのかなと思うと、頑張ってよかったなと思います」と心境を明かした。
また、自身のターニングポイントを話す場面で、北川は「若い頃は完全無欠、みたいな、仕事ができて、みたいな役が多かった」と切り出し「子どもを授かってから、いろんな母親役をいただけるようになりました」と告白。「今年は連続ドラマでは子どもを失うような母親をやったり、朝ドラでも苦労する母親をやっています」と今年の作品にも触れつつ、「こういう役を演じながら成長することで、人間としても母としても役者としても成長している段階なのかな、という実感はあります」としみじみ語った。
2026年に関しては「すごいヘビーな作品と役がずっと続いていて、そろそろ幸せな役とかをやりたいなって実は思っていて(笑)。キラキラしたイメージを変えたい、とずっと思っていたんですけど、やっぱりときどきキラキラしたいな、とかも思います」と正直な気持ちを告白。幸せな役や楽しい役にも挑戦したいと話し「そのためにも、健康を維持しながら家庭に軸足を置きながら充実した生活を送れたらいいかなと思います」と笑顔を見せた。
吉沢は、今年目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エル メン賞」を受賞。トロフィーを受け取った吉沢は「非常にうれしいです。このようなきらびやかな場所に呼んでいただき、栄誉ある賞をいただいて誠に光栄でございます」と喜んだ。受賞作の『国宝』について吉沢は「1年半の歌舞伎の稽古があったり、かけてきた時間や情熱が結構段違いな作品でもあった」と告白。「たくさんの方に見ていただいて愛していただいて、自分の中でも非常に特別な作品となりました」と語った。
2026年に向けては「来年はミュージカルだったり、また新たなチャレンジがいろいろありそうな年」とコメント。「来年も変わらず、挑戦の年にしていければうれしいな、と思っております」と意気込んだ。
受賞者は以下の通り。
【ELLE CINEMA AWARDS 2025】
◆エル ベストアクトレス賞
北川景子
◆エル メン賞
吉沢亮
◆エル・ガール ライジングスター賞
木戸大聖
出口夏希
◆エル ベストディレクター賞
塚原あゆ子
◆話題賞
『国宝』

