大西流星『魔女の宅急便』トンボ役 「顕嵐君が励ましてくれた」

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女優の福本莉子、関西ジャニーズJr.の大西流星らが出演するミュージカル『魔女の宅急便』の公開フォトコールが14日、新国立劇場中劇場で行われた。大西は囲み会見で、昨年公演で自身と同じ役をつとめたジャニーズJr.の阿部顕嵐と食事をし、作品について語り合ったことを明かした。
【写真】ミュージカル『魔女の宅急便』公開フォトコール&囲み取材フォトギャラリー
角野栄子の同名児童文学を舞台化した本作品。昨年はキキ役に上白石萌歌、トンボ役に阿部を配し、新たなミュージカル版として好評を博していた。今年はキキ役に初舞台・初主演となる『第8回東宝シンデレラオーディション』グランプリの福本、トンボ役に大西を迎え、新たなキャストでの再演となる。
歌唱シーンやフライングなど、見どころたっぷりのキキ役を演じる福本は、初舞台の感想を聞かれ「観るのとやるのとでは大違い。でもフライングも最初怖いのかと思ったけど、楽しいです。ジェットコースターとか好きなタイプなんで、初日を迎えるのが本当に楽しみ」と語った。
また、母親・コキリ役の生田智子とは稽古場から本当の親子のように仲が良く、父親・オキノ役の横山だいすけが「稽古するうちにこの2人がどんどん似てきて同じ動きをするように。お父さんじゃなくてお母さんに似ちゃったんだな、とジェラシー」と嫉妬するくらい打ち解けているという。
大西は、昨年トンボ役を務めた阿部と一緒に食事に行ったことを明かし、「そのときにお話をたくさん聞いて。あのシーン楽しいよね、とか分かち合えてすごく楽しかったです。『大丈夫だから』と励ましてくれました」とその時の様子を話した。また、見どころについて「原作とも映画ともまた違って、キキとトンボの関係性がすごく深く書かれている。トンボがキキの人間性を見て“Like”が“Love”に変わっていく瞬間、それを皆さん目に焼き付けて、癒やされていただけたら」と語った。
この日の会見には、ライセンス・藤原一裕、白羽ゆりも参加した。
ミュージカル『魔女の宅急便』は6月15日から24日までより新国立劇場中劇場、7月4日から5日までメルパルクホール大阪で上演。