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『判決、ふたつの希望』監督からのメッセージ映像&場面写真到着

映画

『判決、ふたつの希望』メインカット
『判決、ふたつの希望』メインカット(C)2017 TESSALIT PRODUCTIONS ‐ ROUGE INTERNATIONAL ‐ EZEKIEL FILMS ‐ SCOPE PICTURES ‐ DOURI FILMS PHOTO(C) TESSALIT PRODUCTIONS ‐ ROUGE INTERNATIONAL

 レバノン出身のジアド・ドゥエイリ監督の映画『判決、ふたつの希望』から、監督によるメッセージ映像と場面写真が到着した。

【写真】映画『判決、ふたつの希望』フォトギャラリー

 本作は、内戦下のレバノンで育ち、クエンティン・タランティーノ監督の『レザボア・ドッグス』や『パルプ・フィクション』にアシスタント・カメラマンとして参加し、98年に『西ベイルート』で監督デビューを果たした、ドゥエイリ監督の長編4作目となるヒューマンドラマ。第90回アカデミー賞ではレバノン史上初となる外国語映画賞ノミネートを果たした。二人の男性の間で起きたささいな口論が、国家を揺るがす騒乱に発展するさまを、監督自身の実体験を基に描いていく。

 レバノンの首都ベイルート。街の一角で住宅の補修作業をしていたパレスチナ人のヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人男性トニーの間に、水漏れを巡っていさかいが起こる。この時、両者の間で起きた侮辱的な言動をきっかけに、対立は法廷へと持ち込まれる。この裁判に飛びついたメディアが両陣営の衝突を大々的に報じたことから裁判は政治問題へ。ささいな口論はやがて、レバノン全土を震撼させる騒乱へとエスカレートしていく。

 解禁されたメッセージ映像で、ドゥエイリ監督は「レバノンから遠く離れた国で本作が公開される度に驚きと喜びを感じます」とコメント。続けて監督は「どんなに離れていても共通する何かがあるということでしょう」と前置きし、「例えば正義・和解・寛容・自己理解などです」と本作のテーマについて言及している。

 併せて解禁された14枚の場面写真には、騒乱の発端となるトニーとヤーセルの姿を中心に、緊張感みなぎる法廷での裁判風景や、加熱するマスコミ報道に巻き込まれる家族の様子、今にも暴動に発展しそうな街の風景などが収められている。

 また、本作を携えて、8月上旬にドゥエイリ監督の来日が決定した。

 映画『判決、ふたつの希望』は8月31日より全国公開。

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