『ここは退屈迎えに来て』渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央ら参戦
映画
女優の橋本愛が主演し、門脇麦と俳優の成田凌が共演する映画『ここは退屈迎えに来て』に、渡辺大知、岸井ゆきの、内田理央らが出演することが発表された。主人公・私の同級生を演じる渡辺は「この映画は心にモヤモヤを抱えたまま大人になった、何者にもなれない人々の救いになると思います」と語っている。
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本作は、山内マリコによる同名小説を映画化。何者かになりたくて東京で就職したが、10年経って何となく地元に戻った27歳の「私」をめぐり、地方に住む女性の居場所を求める心模様を鮮やかに描く。
橋本扮する主人公・私の同級生の新保くんを演じるのは、ロックバンド・黒猫チェルシーのボーカリストで、俳優としての活動も著しい渡辺。本作について渡辺は「脚本を読んだ時、自分の地元を思い出して胸が苦しくなりました」と明かし、続けて「懐かしい日々がキラキラと輝いて見え、戻ってみたいと思った自分に切なくなりました。でも、今が不幸せな訳ではない、と思いたい」と語った。
親友に密かな憧れを抱き、ファミレスで恋愛話にふける山下南役には、NHK連続テレビ小説『まんぷく』への出演が決まっている岸井。岸井は本作について「過去を探すひと、乗り越えようとするひと、忘れたひと、そういうひとたちの想いが重なった映画だと思います」とコメント。
南の親友で、芸能界への夢が叶わず地元へ帰ってきた雑誌の元専属モデル・森繁あかねに扮する内田は「田舎独特の閉鎖感、女の子のもつ空気感、ファミレスでの何気ない会話、誰もが経験した事あるようなそんな平坦な日常をリアルに感じて頂きたいです」とメッセージを寄せている。
ほかにも、主人公・私の学生時代の友達で、東京への憧れを持つサツキを柳ゆり菜、主人公・私と一緒に仕事をするフリーカメラマン・須賀さん役を村上淳が務める。
映画『ここは退屈迎えに来て』は10月19日より全国公開。
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