榮倉奈々&古舘佑太郎『この世界の片隅に』出演決定 現代の恋人同士役

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女優の榮倉奈々と俳優の古舘佑太郎が、松本穂香主演のドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)に出演することが発表された。榮倉は「脚本を読ませていただいたとき、いろいろな感情が起こったのですが、中でも浄化されたような気分になったことがとても印象的でした」と語っている。
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本作は、累計130万部を突破したこうの史代による同名コミックを実写化したヒューマンドラマ。昭和19年ごろの広島・呉を舞台に、ヒロインの北條すず(松本)が、夫の周作(松坂桃李)らと送る日常を描いていく。
TBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは2年ぶりとなる榮倉が演じるのは、ドラマオリジナルのキャラクターとなる、現代を生きる女性・近江佳代。2018年に東京から呉市の古民家を訪れるという役柄だ。
佳代を演じる榮倉は「私が演じさせていただいている佳代さんは普遍的な役だと考えています。こういう時代設定のある作品は、遠い昔の話で自分には関係ないような気になってしまうことがあると思います」と語り、続けて「佳代さんが橋渡しの役割をして現代と“つながっている”ということを視聴者の方と一緒に感じながら作っていけたらいいなと思っています」と意気込みを明かした。
さらに榮倉演じる佳代と一緒に呉市を訪れる彼女の恋人・江口浩輔役には古舘をキャスティング。古舘は「僕が演じるえぐっちゃん(江口)という男の子はこの作品の中で一番、広島や呉、戦争というものからかけ離れている存在です」と役柄を分析。さらに「テレビの前で見てくれている方に一番近い存在なのかなと。ですから、普通代表の男の子で最後までいきたいなと思っています」とコメントした。
ドラマ『この世界の片隅に』は、TBS系にて7月15日より毎週日曜21時放送。