小栗旬の龍馬が本格登場の『西郷どん』 「いよいよ幕末」と期待の声

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NHK大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合/毎週日曜20時ほか)の28話「勝と龍馬」が29日に放送され、勝海舟(遠藤憲一)と坂本龍馬(小栗旬)が本格的に登場。SNS上では「いよいよ幕末」と期待の声が高まっている。
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長州軍と戦った「禁門の変」は幕府軍の圧勝に終わった。だが京の街は戦火で燃えつくされ、罪のない人々が家族を失い悲しみに暮れていた。それを目の当たりにしたふき(高梨臨)は「だいが悪かとですか?」と、吉之助(鈴木亮平)を責める。吉之助は「みんなじゃ。おいも、薩摩も、長州も、幕府も、朝廷も……」と涙をこらえるのだった。
「長州を征伐せよ」という勅命を受け、慶喜(松田翔太)は戦の準備を始めようとしていた。その邸宅を吉之助が訪れると、先ほどまで慶喜に謁見していた一人の幕臣とすれ違う。それが、勝海舟(遠藤)だった。慶喜から、海軍出動のために勝を説得せよと言われた吉之助は、後日、再び勝に会いに大阪へ出向く。
勝が滞在している旅籠に、新八(堀井新太)と一緒にやってきた吉之助。そのとき、吉之助の顔をまじまじと見て「本物じゃろうか」といぶかしがる男がいた。「わいこそ何者じゃ?」と新八が聞くと、青年は名乗る、「土佐脱藩、坂本龍馬じゃき」。
この回から小栗、遠藤ともに本格登場。SNS上では、「いよいよ幕末だ薩長同盟だ!」といった期待の声と共に、「小栗旬の龍馬もエンケンさんの勝先生もカッコよすぎる」と、その存在感をたたえる意見も多かった。龍馬が、吉之助にピストルをちらつかせて「帰ったほうがええぜよ」と威圧するシーンには、「小栗旬が拳銃を出すとルパンにしか見えねえ」と、『ルパン三世』の実写映画を演じたときの小栗を連想する視聴者も。
「我らもはや、ここまででございもす」と、吉之助が慶喜への情を断ち切る最後の場面には、「吉之助さぁと慶喜の決別シーン痺れたね…」と圧倒される視聴者もいた。