世界的ベストセラー原作のドキュメンタリー『いろとりどりの親子』公開
全米批評家協会賞や、ニューヨークタイムズ紙のベストブックに選ばれ、世界中でベストセラーとなった『FAR FROM THE TREE』を原作にしたドキュメンタリー映画『FAR FROM THE TREE』が、邦題を『いろとりどりの親子』として11月17日より劇場公開されることが決定した。
【写真】『いろとりどりの親子』場面写真&ポスタービジュアル
本作は、作家のアンドリュー・ソロモンが10年の歳月をかけ、身体障がいや発達障がい、LGBTをはじめとするセクシャル・マイノリティなど、親とは“違う”性質を持った子どもを抱えた300以上の親子を取材し、家族の本質を探ったノンフィクション作品が原作。
原作本は世界24ヵ国語に翻訳され、50以上の賞に輝いた大ベストセラー本として知られている。数々の社会派ドキュメンタリーを手がけてきたエミー賞受賞監督レイチェル・ドレッツィンが、本書に深い感銘を受けて映画化を決意。ありのままを愛する親子の姿にカメラで迫った。
映画では、自閉症、ダウン症、低身長症、LGBT など、“違い”を抱えた子どもを持つ6組の親子が直面する困難と、その経験から得られる喜び、そして愛情が描かれる。“違い”をどう愛するか学んでいく親子の姿を映しながら、その“違い”を欠陥としてではなく、光として祝福する方法を見出す過程に寄り添っていく。
ポスタービジュアルには、「どんなときも、わたしはあなたを愛してる」というキャッチコピーとともに、映画に登場する6組の親子の写真やイラストがあしらわれた、温かみのあるデザインに仕上がっている。
映画『いろとりどりの親子』は11月17日より全国順次公開。