尾野真千子、涙の熱演に称賛の声が殺到 『この世界の片隅に』第7話

女優の松本穂香が主演を務めるドラマ『この世界の片隅に』(TBS系/毎週日曜21時)の第7話が2日に放送され、劇中でヒロインの義姉を演じる尾野真千子の涙の熱演に視聴者から「泣く演技やばない?」「尾野真千子すごい」などの声がSNSに殺到した。
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すず(松本)が目を覚ますと、そこは北條家だった。朦朧(もうろう)とする意識の中で、すずは少しずつ、現実を理解し始める。空襲も収まり、晴美(稲垣来泉)と共に防空壕を出たところで、すずは不発弾を発見。爆発から逃れようと晴美の手を引き全力疾走したものの、不発弾の爆発に遭ったのだった。すずは全てを理解し、底知れぬ絶望と悲しみにさいなまれる。
数日後、呉中が空襲に遭い、北條家の周辺も焼夷弾の被害に。そんな中、戦局の変化から訓練が中止になった周作(松坂桃李)が家に帰ってくる。周作はすずを労うが夫の顔を見て、緊張が緩んだすずは倒れてしまう…。
目を覚ましたすずは、晴美が亡くなったことを知り、自身の右手が失われたことを理解する。ドラマの冒頭に訪れた残酷な展開に視聴者からは「めちゃくちゃ辛い」「心が痛い」「始まって5分で泣いたわ」などの声がSNSに多数寄せられた。
布団に横たわるすずの前には、ぼう然自失の径子(尾野)の姿が。径子は「アンタが付いときながら…アンタが付いときながら…」とつぶやき、涙を流し始める。径子の表情がみるみるうちに怒りと悲しみに覆われると「返して! 晴美を返して!」と号泣。このシーンに視聴者からは「尾野真千子の泣く演技やばない?」「もう尾野真千子の泣きの演技を見るだけで『あぁ...尾野真千子よぉおおお』って思う」「尾野真千子すごい」などの称賛がネットに殺到。
右手を失い、家事もできないことから北條家に居場所が見出せなくなったすずは広島に戻ることを決意。支度をするすずに対して径子は「ウチはアンタの世話や家事ぐらいどうもない。アンタが嫌にならん限り、すずの居場所はここじゃ」と語りかける。原作やアニメでも描かれた名シーンに視聴者から「ここ、すごく好き。義姉さん...」「径子さんの赦し」「ツンデレポイント最高潮」などのツイートが寄せられた。