玉城ティナ主演×白石晃士監督、報復代行ホラー『地獄少女』実写映画化

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女優の玉城ティナが、オリジナルテレビアニメとして2005年より放映された『地獄少女』の実写映画版に主演することが発表された。映画『貞子 vs 伽椰子』の白石晃士監督がメガホンを取る。
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本作は、アニメ放映以降、コミカライズ(「なかよし」で連載)をはじめ、テレビドラマ、ライトノベル、ゲーム、2.5次元舞台、そして「地獄少女」シリーズとしてパチンコ台・パチスロ台化を展開するなど、幅広く人気を博してきた「地獄少女」の実写映画化。午前0時に開く秘密のサイト「地獄通信」にアクセスすると地獄少女が現れ、恨みを晴らしてくれるという都市伝説に巻き込まれる女子高生たちと、報復を代行する地獄少女の姿を描く。
「地獄少女」と呼ばれる主人公の閻魔あいを演じるのは映画『貞子 vs 伽椰子』『私に××しなさい』の玉城。使い魔の“三藁”として、骨女役に橋本マナミ、一目連役にオーディションで抜てきされた楽駆(らいく)、輪入道役に舞踏家・演出家・俳優の麿赤兒が扮する。そして、噂のサイトにアクセスする女子高生・市川美保を森七菜、美保の親友・南條遥を仁村紗和が演じるほか、AKB48の大場美奈、波岡一喜、藤田富が脇を固める。メガホンを取るのは、オリジナルビデオ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズや、映画『ノロイ』『ある優しき殺人者の記録』『貞子 vs 伽椰子』などでホラーの手法を更新させ続けている白石監督。
主演を務める玉城は、「白石監督とはご一緒させてもらうのが2回目なのですが、1作目は怯えてばっかりだったので(笑) 地獄少女ではより、演技指導していただく際に白石節が炸裂するんじゃないかなあと今から楽しみにしています」とコメント。
白石監督は、「原作の持つエネルギーに負けず、生まれようとしている映画が健やかに暴れまくって世に放たれるように、しっかりと産婆の役目を果たしたいと思います」と気合十分。「ホラーの要素もありますが、美しさと悲しさと凶暴さが同居する『青春映画』、いわば私なりのキラキラ映画です」とメッセージを寄せている。
映画『地獄少女』は2019年秋全国公開。