クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

世界最悪の刑務所をムエタイで生き抜いた実話アクション『暁に祈れ』予告

映画

映画『暁に祈れ』場面写真
映画『暁に祈れ』場面写真 (C) 2017 - Meridian Entertainment - Senorita Films SAS

関連 :

ジョー・コール

立木文彦

 映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『チェイサー』などの作品を輩出したカンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門で2017年に大きな話題を集めた実話アクション映画『暁に祈れ』から日本版予告編が解禁。映像には、タイの刑務所に収監されたイギリス人ボクサーの壮絶な戦いが収められている。

【写真】主演のジョー・コールは肉体改造を実施『暁に祈れ』場面写真

 本作は、汚職や殺人が蔓延する実在のタイの刑務所に服役し、ムエタイでのし上がっていったイギリス人ボクサー、ビリー・ムーアのベストセラー自伝小説を映画化した実話アクション。俳優のジョー・コールが、主人公のボクサーを演じるために肉体改造を実施。鋼の肉体を手に入れ、孤軍奮闘する男を熱演している。

 ビリーは、タイで自堕落な生活を送るうちに麻薬中毒者になってしまう。ある日、警察の家宅捜索を受けたビリーは逮捕され、タイで最も悪名高いチェンマイ中央刑務所に収監される。そこは殺人、レイプ、汚職が蔓延する地獄のような場所だった。死と隣り合わせの日々を過ごすビリーだったが、所内に設立されたムエタイ・クラブの門を叩くことで、彼は生きる希望を見出していく…。

 PRIDEやRIZINなど格闘技の「煽り映像」で有名なナレーター・声優の立木文彦がナレーションを務める予告編映像には、“地獄”と言われる刑務所の劣悪な環境や、たった一人の白人であるビリーが受刑者から襲撃される絶望的な状況が描かれている。そんな彼がムエタイ・クラブに“最後の希望”を見出し、ひたむきに練習に取り組む姿も収められている。

 映画『ジョニー・マッド・ドッグ』で世界的に評価された監督のジャン=ステファーヌ・ソヴェールは、撮影場所に本物の刑務所を使用し、主要キャスト以外は実際の元囚人やボクシングチャンピオンを起用。ソヴェール監督は「私は観客に<能動的>になってほしいと思いました。ただ映画を遠くからエンターテイメントとして眺めるだけではなく、ボクサーや囚人の視点から感じ取り、直感的な方法で、ビリーの人生を経験してもらいたかったのです」と説明している。

 本編ではタイ語を知らないビリーの恐怖を観客に味わわせるために余計な字幕は一切入っていない。さらに、彼の息遣いまでも立体的に聞こえる臨場感たっぷりの音響など、観る者には、あたかもタイの刑務所に引きずり込まれたようなパワーと衝撃の映画体験が待ち受けている。

 映画『暁に祈れ』は12月8日より全国公開。

映画『暁に祈れ』日本版予告編

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る