水谷豊監督第2作 『轢き逃げ』檀ふみ、岸部一徳らキャスト&特報解禁!

関連 :
俳優の水谷豊が、脚本・出演も務める監督第2作の映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』の公開日が2019年5月10日に決定し、併せてキャストと特報映像も解禁。本作について水谷は「他人には見せる事のない“人間の心の奥底にあるもの”を描いてみたいと思いました」と語っている。
【写真】映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』に出演する小林涼子
本作は、ある地方都市で起こったひき逃げ事件に関わった7人の人間たちの“心の軌跡”を、水谷のオリジナル脚本で描くヒューマンドラマ。水谷にとっては2017年公開の『TAP ‐THE LAST SHOW‐』に引き続き、2本目の監督作となる。
ある地方都市で起きた交通事故は、1人の女性が命を落とし、ひき逃げ事件へと変わる。車を運転していた宗方秀一(中山麻聖)と助手席に乗っていた親友の森田輝(石田法嗣)は、秀一の結婚式の打ち合せに急いでいた。彼の婚約者は大手ゼネコン副社長の娘・白河早苗(小林涼子)。悲しみにくれる被害者の両親、時山光央(水谷)と千鶴子(壇ふみ)。その事件を担当するベテラン刑事・ 柳公三郎(岸部一徳)と新米刑事・前田俊(毎熊克哉)。平穏な日常から否応なく事件に巻き込まれ、それぞれの人生が複雑に絡み合い、抱える心情が浮き彫りになっていく。
本作のキャスティングについて水谷は「今回の作品ではドキュメンタリーを観ているようなリアルな映像が必要であった為、中心となる若いキャスト4人のうち、中山麻聖くん、石田法嗣くんは、オーディションも実施するなど有名無名問わずさまざまな可能性を考慮して選考しました」とコメント。さらに「小林涼子さん、毎熊克哉くんは、僕の作り上げたキャラクターに合う俳優をキャスティングさせてもらいました」と語っている。
さらに岸部、壇については「お二人は私が望んでいることを瞬時に理解され、毎回私の想像を大きく上回る芝居を見せて頂きました。このような方々とご一緒できる時間は監督として大きな喜びの一つでした」と明かしている。
映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』は2019年5月10日より全国公開。