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秦 基博&あいみょん 『さよならくちびる』小松菜奈&門脇麦が歌う曲提供

映画

 ミュージシャンの秦 基博とあいみょんが、映画『さよならくちびる』でダブル主演の小松菜奈と門脇麦が演じるユニットが歌う主題歌などのプロデュースを担当することが分かった。秦は「今回、お二人とレコーディングさせて頂きましたが、お二人の、飾らない真っ直ぐな歌声によって『さよならくちびる』という曲は完成するのだと改めて感じました」とコメントしている。

【写真】「ハルレオ」のレオを演じる小松菜奈

 本作は『月光の囁き』(1999)『抱きしめたい ‐真実の物語‐』(2014)で知られる塩田明彦監督が、自らのオリジナル脚本を映像化。インディーズシーンでにわかに話題を呼ぶ、レオ(小松)とハル(門脇)によるギター・デュオ「ハルレオ」と、彼女たちを支えるローディの青年の旅路を描く。俳優の成田凌も共演する。

 秦とあいみょんは「ハルレオ」が歌う楽曲のプロデュースを担当。秦は主題歌『さよならくちびる』を、あいみょんが挿入歌『誰にだって訳がある』『たちまち嵐』を書き下ろした。なお、劇中では小松と門脇が実際に演奏するとともに、歌唱しているとのこと。

 提供した『さよならくちびる』について秦は、「最初に頂いた脚本にあった『さよならくちびる』という塩田監督の言葉を元に、小松菜奈さん、門脇麦さんの演じるハルレオの声、この映画の世界をイメージしながら曲を書きました」と回想。「今回、お二人とレコーディングさせて頂きましたが、お二人の、飾らない真っ直ぐな歌声によって『さよならくちびる』という曲は完成するのだと改めて感じました。多くの方に、楽しんで頂ければ幸いです」とコメントしている。

 一方のあいみょんは『たちまち嵐』について「楽観的だけど、芯のある楽曲をイメージしました。ぶつかりがちなハルとレオだけど、ふたりの出会いや今までの思い出が、気づかないところで互いを支えているんだなぁと感じましたし、旅人ハルにはレオという相棒が必然だった気がします」と解説。また『誰にだって訳がある』に関しては「皆それぞれ、理由があって今その場に立っていて、好きな物にも嫌いな物にもきっと理由がある。傷つくこと、泣きたくなることや嬉しくなることにも。沢山の感情を背負って心臓を走らせ生きているハルとレオに、少し訳ありの歌を作りたいと思いました」と明かしている。

 映画『さよならくちびる』は2019年5月公開。

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