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2018年の外国語映画10本に、是枝裕和『万引き家族』『三度目の殺人』が選ばれる

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米サイトが選ぶ、2018年の外国語映画ベスト10に是枝監督の『万引き家族』&『三度目の殺人』がランクイン(※写真は劇場公開時のポスター)
米サイトが選ぶ、2018年の外国語映画ベスト10に是枝監督の『万引き家族』&『三度目の殺人』がランクイン(※写真は劇場公開時のポスター)(C)AFLO

 アメリカの老舗のエンタメ業界誌「The Hollywood Reporter」が1年の締めくくりに「2018年の外国語映画ベスト10」を発表。日本からは是枝裕和監督の『万引き家族』が3位、『三度目の殺人』が6位に選出された。

【写真】3位に選出! 是枝裕和監督映画『万引き家族』フォトギャラリー

 2019年1月22日(現地時間)に発表される第91回アカデミー賞のノミネーションにも名を連ねそうな10作品。同じ監督の作品が2作選出されているのは、是枝監督のみだ。3位の『万引き家族』は、「印象的な登場人物と説得力のある演技が、視聴者に社会的な価値観とは何かを考えさせる」とのこと。6位の『三度目の殺人』は、家族の価値について『万引き家族』とは別の視点で描かれているが、同じ思考の明瞭さと謎めいた美しさ、イメージの明確さがあるという。

 1位は自伝的な要素を含むというアルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』。1970年代のメキシコシティを舞台に、ペレス家と若い家政婦のクレオの日常と絆を描く。秀逸な映像美の中で歴史が作られていく感覚に襲われるという評価だった。

 The Hollywood Reporter選出、「2018年の外国語映画ベスト10」は以下の通り。
1位 『ROMA/ローマ』(アルフォンソ・キュアロン監督/メキシコ)
2位 『バーニング 劇場版』(イ・チャンドン監督/韓国)
3位 『万引き家族』(是枝裕和監督/日本)
4位 『Zimna wojna』(パヴェウ・パヴリコフスキ監督/ポーランド)
5位 『THE GUILTY/ギルティ』(グスタフ・モーラー監督/デンマーク)
6位 『三度目の殺人』(是枝裕和監督/日本)
7位 『悲しみに、こんにちは』(カルラ・シモン監督/スペイン)
8位 『Grans(原題)』(アリ・アバシ監督/スウェーデン)
9位 『Les gardiennes(原題)』(グザヴィエ・ボーヴォワ監督/フランス)
10位 『ジュリアン』(グザヴィエ・ルグラン監督/フランス)

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