目隠しで車運転!「バード・ボックス」チャレンジで衝突事故

主人公が“ある理由”で目隠しをして決死の逃避行を決意する、サバイバル・スリラー映画『バード・ボックス』。先週、米ユタ州で本作の登場人物を真似て、目隠しをして運転していた若者の車が衝突事故を起こした。この事故について、地元のレイトン警察署は写真つきツイートで「運転中の『バード・ボックス』チャレンジ…予想通りの結果に」とコメント。海外メディアHuffingtonPostが伝えた。
【写真】危険な「バード・ボックス」チャレンジをする人々
運転していたのは17歳の少女で、同乗者は16歳だった。なお、同警察署によると「幸い負傷者はなし」とのこと。投稿された事故の写真には、雪が積もるなか、衝突で凹んだ車2台の車が映っている。そのうち1台のトラックは助手席部分の前方が凹んでおり、もう一台のホンダHR‐Vは左側の扉部分が全体的に大きく損傷を受けている。
「バード・ボックス」チャレンジは、サンドラ・ブロック主演のNetflixオリジナル映画『バード・ボックス』の影響を受けたもの。同作は、ある日突然起きた謎の異変によって次々に死に至る人々と世界の終焉。そんな極限の状況の中で、登場人物は、生き残るためには外部との接触を遮断して決して“それ”を見ないように目隠して、決死の逃避行をする。
現在、登場人物の真似をし目隠しするチャレンジがSNS上で広がっており、この流行を受けてNetflixは1月2日に「こんなことを言わなくてはいけないなんて信じられませんが、『バード・ボックス』チャレンジでケガをしないでください」とツイートしている。
あるコロラド州警察の巡査は動画で、チャレンジそのものは「そこまで危険なものではなかったが、必ず誰かが、目隠しで運転するなどのずば抜けて愚かなことをしてしまう」「こんなこと言わなくていいはずですが、言います。目隠しして運転しないでください」とコメントしている。