アリアナ・グランデ、グラミー賞のパフォーマンスを降板 プロデューサーに激怒

歌手のアリアナ・グランデが現地時間10日に予定されている第61回グラミー賞でのパフォーマンスと出席を取り止めたという。楽曲をめぐり、プロデューサーと対立したと、VarietyやUs Weeklyなどの海外メディアが報じた。
【写真】「アリアナ・グランデ」フォトギャラリー
アルバム『スウィートナー』で最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞、楽曲『ゴッド・イズ・ア・ウーマン』で最優秀ソロ・ポップ・パフォーマンス賞にノミネートされているアリアナ。情報筋の話では、最新アルバム『thank u,next』に収録された最新シングル『7 rings』のパフォーマンスを望んだアリアナに対し、プロデューサーがOKを出さなかったという。アリアナは「侮辱された」と感じたと、この情報筋は話している。
その後、プロデューサーのケン・アーリック氏がAssociated Pressとのインタビューで、アリアナの降板理由は「うまくやり通すには遅すぎたため」と説明し、アリアナが激怒。「今まで黙っていたけど、あなたは私のことでウソを言っている」とツイートし、「私が一晩でパフォーマンスをうまくやり通す準備ができることは分かってるでしょ、ケン」と反論した。アーリック氏がアリアナのクリエイティビティや自己表現力を封じ込めようとしたため、欠席することにしたと明かしている。
アリアナは3曲提案したそうだが、協力やサポートがあるとは感じられなかったそうだ。グラミー賞は欠席するが、「それでも今年、(ノミネートという形で)認めてもらえたことに感謝する」と締めくくっている。