『後妻業』第5話 “ダブル木村”にまさかの展開 木村多江が佳乃にこぼした弱音

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女優の木村佳乃が主演を務めるドラマ『後妻業』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)の第5話が19日放送された。これまで激しいバトルを繰り広げてきたダブル木村だが、朋美(木村多江)が小夜子(木村佳乃)に弱音を吐くまさかの展開に。視聴者からは「なんか切ない」「胸が痛い」といった共感が相次いでいる。
【写真】木村多江が佳乃に弱音を吐く『後妻業』第5話場面写真
私立探偵・本多(伊原剛志)の動きを警戒する柏木(高橋克典)は、小夜子の弟・博司(葉山奨之)を東京へ送り込み、本多の弱みを握ろうと画策。本多の居所を突き止めるべく、朋美を尾行するよう命じる。
その頃、夫・司郎(長谷川朝晴)と事務所スタッフの絵美里(田中道子)の浮気を目撃した朋美(木村多江)は、いまわしい記憶を拭い去るかのように、情事の現場となった事務所のソファを処分。しかし、その胸中を知ってか知らずか、絵美里は「だって何もかも知ってるからあのソファー捨てたんですよね」「事実婚でしょ?」と何かと挑戦的な態度をとり、しかもそれを夫の司朗はとがめるどころかかばう始末。朋美は我慢ができなくなり、ついに絵美里に「出て行って」と言い放つ。
司朗と絵美里が去った事務所で1人立ち尽くす朋美。すると小夜子から「あんた、この前うちのマンションに合鍵返しに来たみたいやんか~ごくろうさーん」といつものノリで電話がかかってきた。鼻声の朋美に対し、「ひょっとして泣いてんの? あの仮面夫婦の旦那とついに決裂か!」と茶化す小夜子だったが、いつものツッコミは返ってこない。
様子がおかしいと小夜子が感づいた矢先に「あなた、子どもいるの? 本当はいるんでしょ、子ども」と問いかける朋美。小夜子は「産んでたら悪いんか」と悪態をついてみるものの「あんたみたいな女が母親だなんて、不公平よ…」と涙を流す朋美に困惑を隠せない。「あ~! もうウチ忙しいねん! ほな切るで!!」と対応したが、電話を切った後にぽつりと「子ども…欲しいんかいな」と、遠くを見るようにつぶやくのであった。
ダブル木村のバトルが始まると思いきや、不倫、不妊などデリケートな話題が満載となった今週の放送。SNSでは木村多江の迫真の演技も相まって、「浮気相手のフォローしに行かれる時点でもう終わりやん」などといった夫・司郎に対する怒りが殺到。また、朋美が小夜子に弱音を吐くシーンでは、「めっちゃ息合ってる」「この出会い方じゃなきゃ、すごくいいコンビになれるのに」と切なさをにじませる投稿が相次いだ。